コンディショニングトレーナー小林さくらのブログ〜エッセンシャルトーク〜

本当の健康、本当の運動、とは何か?を考え、本質を追求し続けるキャリア20年以上のコンディショニング・パーソナルトレーナーが綴る有料級知識&情報系ブログです。

カテゴリ: 体の動き

私にとっては、年中行事のなってしまっている「ホノルルマラソン」。今日がその日です。今回で20回目。途中何回か行かない、行けない年が数年ありましたが、やっぱり格別なモノで継続中です。マラソンは大好きな趣味というより、自らの健康や体調、体力レベルを維持してい ... もっと読む

改めて自分の足を見てください。巻き爪、ある指だけ先っぽの向きが違う、指が曲がったままだな、外反母趾で関節の形が悪いな、、、などと、いろいろと発見すると思います。立っている時、足は身体の中で唯一地面に接する部分です。足の裏からの情報が脳に送られ、即座に姿勢 ... もっと読む

多くの人は肩こりは、血流障害のせいだと思っています。 筋肉が硬くなっていて、血の流れが悪いから、と。常識とも言える情報ですが、ちょっと考えてみたいと思います。 細胞と細胞の間を流れる体液のことを「間質リンパ」と呼びます。 一般的なリンパマッサージ、リンパドレ ... もっと読む

生物は命を守るために、本能的に不快を避けて生きています。   ところが人の場合、不快、痛み、苦しみを避ける行動はうまくいかないことが結構あります。 痛みから逃れたい、、、   あの人から逃れたい、、、   不快から逃れたい、、、  逆に、自分から求めてしまってい ... もっと読む

二人三脚走、やったことありますよね?二人組になって片方の足を縛って走る…まさにお互いが息を合わせて成り立ちます。 「せーの」と同じタイミングで、同じ歩幅で、動き出さなくては絶対コケる😅この「息を合わせる」という行動ができるのは、実は人間だけ。人間のどの機 ... もっと読む

「からだ」はパーフェクトです。「からだ」は間違えません。「からだ」は天才です。不完全なのは「その人」。間違えるのも「その人」。おバカなことをしているのも「その人」です。からだの痛みも、病気も、不調も、不健康も、「からだ」のせいではなく、「その人」のせいで ... もっと読む

最初に言っておきます。「運動では痩せません。」本屋に行けば本当にびっくりするくらいの「痩せたい」人向けの書籍が並んでいます。運動やトレーニング、ヨガやランニング、食事などにわたって「痩せ」「ダイエット」というワードがタイトルになっています。なぜそんなにみ ... もっと読む

現代で本当に多いのが「肩こり、首こり」です。スマホ首、とも言われてしまいすっかりオジサンオバサンだけでなく、小学生にも見られるようになってしまいました。このブログで、たびたび言及していますが、首が凝ったからといって首を揉んでもダメ、肩ご凝ったから肩を揉ん ... もっと読む

音楽にはいろいろな作用があります。平安時代には「琴」の音や「横笛」で郷愁を誘い、戦国時代には「ほら」の音と「太鼓」の音で戦いに向けて高揚感を高める、など、各々の時代に、時々の文化を表現してきました。音階とリズムで作られる音楽ですが、古代ギリシアの数学者ピ ... もっと読む

骨盤を「前傾させる」とか、骨盤が「前傾している」とか、逆に骨盤を「後傾させる」とか、骨盤が「後傾している」とか、言われたり、言ったりしています。気にしているフィットネス愛好者も多いと思います。猫背の人は骨盤が後傾している、と思われがちです。見た目は確かに ... もっと読む

格闘技を見ることが好きで、よく大会のライブ配信を視聴しています。殴られたり蹴られたことはないので、どのくらいの痛みなのかは想像できませんが、試合中に骨折したことがわかったのにそのまま戦い続けている選手も結構います。試合後の記者会見で「折れましたね、、、」 ... もっと読む

まず初めに、「足の中心」を知っていますか?私たちは二本の脚で立っています。それぞれ左右で足があり、それぞれの足の重心、つまり中心があるはずです。立っている時の中心が、重心※になるはずです。※物事の中心となる点。均衡を保つはたらきをするもの立った時に、中心 ... もっと読む

人は「意識」と「無意識」があります。「無意識」がほとんどを占める、という話もあります。意識を使うことも、無意識でやっていることも、また「呼吸」のようにその両方を使い分けることもできるものもあります。「立つ」「歩く」「歩行」などはほぼ無意識で行っています。 ... もっと読む

「筋肉を緩める」ということはどういうことか?をきちんと考えておかないとあまり望んだ結果が出ません。 固い筋肉をピーンと引っ張ったり、グルグリと揉んだり、まるでスーパーで買ってきた肉を柔らかくする時と同じ発想では確実にうまくいきません。 結論から言うと、「で ... もっと読む

発生学という学問があります。 精子と卵子が出会って受精してからそれが人間になるまでの過程は、生物が誕生してからの発生の過程と相似系になっています。受精した細胞は、胎生期に分裂してミミズのようになって、そこから魚のように変化し、カエルやワニ、そしてサルのよう ... もっと読む

見る、聞く、触る、味わう、匂い、といった五感でキャッチできるような代物ではないものがあります。感覚以外の方法で認識できるものがあるのか?はっきりと、痛いとか痒いとかいう実感を伴って認識したものではなく「なんとなく感じた」「なんとなくそう思った」そんな程度 ... もっと読む

「舌で味わう」といいますが、食べ物の味は舌を中心として、口の粘膜で感じ取られます。そして舌以外で、味覚は味わえません。 そんなこと、ですが、舌だけが味覚をキャッチできるのは不思議です。同様な感覚器で、音を聞くのは耳、光を見るのは目。体は外の世界を知覚する ... もっと読む

私は、人の身体を整え、適切な動きを追求しています。クライアントの身体を整え、適切な動きを知って、体得してもらうことをサポートしています。 身体を整えることは、その人の思考や想いも整えていかないと結果が出ないことが分かってきました。 人は環境に作用されます。 ... もっと読む

人の容貌を見よ。どんな人間か、よくわかる。知恵と賢さは顔に表れている。人が何をどう着ているのかよく観察せよ。その人の生活が服装に表れている。どんな歩き方をしているのか目をとめよ。歩きぶりに人柄が表れている。新約聖書 シラの書 第19章これは聖書の一説です。 ... もっと読む

肝臓の手前にある「胃」。筋肉と粘膜の2層構造になっています。臓器の動きをコントロールしているのは自律神経ですが、胃に起こっていることは脳に伝わります。胃のぜん動運動はとても早く強く、また胃は年を取りません。胃を体から取り出してその人の年齢を当てることは難し ... もっと読む

「ハイヒール履くから」これが未だ多くの一般人の「外反母趾」の原因となっているようです。ということは、外反母趾は女性だけなの? いや、とんでもない。結構男性にも多く、スポーツ愛好者によく見られます。おまけに、靴を履かないで生活をしている種族の中にも外反母趾 ... もっと読む

「〇〇すると痩せる」といったものは「受け取り方」でどうにでも解釈ができます。真意を説明します。まず、体重が増えたのは、単なる「食べ過ぎ」ですから、量・もの・食べ方を見直すことが必要です。ここでいう「痩せる」というのは、体型の不満である「お腹周りだけがスッ ... もっと読む

膝の痛みに悩む人は多いです。体の痛みなんか無いよ、という人は稀で、膝に関わらず、体の節々の痛みや不快感に悩む人は後を絶ちません。膝が痛いと整形外科を受診し、ヒアルロン酸注射を勧められた、またはヒアルロン注射をしている人も多くいます。整形外科もピンキリで、 ... もっと読む

昨日は9月中旬を過ぎたにもかかわらず、東京は35度を超えました。疲れが出始めて、熱を出している方が増えているようです。風邪をひいたり感染症に罹ったりすると、体温が高くなります。インフルエンザになると、40度近い高熱になり、さすがに唸ることもあります。 高熱 ... もっと読む

9月に入り、日中はまだまだ夏ですが、朝晩は涼しく感じる日も増えてきました。抗老化医学(アンチエイジングメディスン)の分野では、歩くこと・ウォーキングの効果は高く評価されています。最先端の情報では、老化を早める大きな原因の一つは、『サイトカイン6』いわゆる ... もっと読む

9月も中旬に向かっていますが、未だ気温30度超えで、早朝でも走る気になれません😅天候は暖かい方が活動しやすいのですが、体温に近い気温では動けばすぐに「限界突破」してしまい、大汗です。冬は冬で、これまた気温が低すぎて動きにくい、、、しばらくアップをして、体 ... もっと読む

普段の生活の一部として、またこれから何か運動やトレーニングをしようとする前に、今の筋肉の反応や関節の動きをより良くするために、通常身体の『調整』を行っています。一般的には、ストレッチがよく使われますが、最近ではストレッチポールや硬めのボールで「筋膜リリー ... もっと読む

本日、東京は雨の後で少し気温が下がり、秋の雰囲気です。朝の散歩が気持ちよくなってきました。さて、「運動」というと、・大きく動かなくてはいけない・汗かかなくては意味がない・心拍数が上げなければそんなイメージを持つ人が多いかと思います。トレーナーの中でも「運 ... もっと読む

最近『手』に注目し、手を操作することで身体の調整や、運動をし、整えて動かしやすくすることをやっています。ふと、なぜ「5本」なのだろうと思いました。私たちの手は、他の動物と何が違うのか?私たちは、親指が他の4本指と対立するようになっています。左右にに4本の指 ... もっと読む

ハンマー(槌)の構造は鞭とは正反対で、機能においてもそうです。ハンマーは「一定の速度を得た場合、動きのエネルギーは最大となる」という利点があります。人がハンマーを使う時には、人が鞭になり、動きの軌跡を工夫することにより、ハンマーの欠点を補い、ハンマーの先 ... もっと読む

「健康のために毎日1万歩、歩いている」「ウォーキングが健康にいい」そう信じて、毎日勤しんでいる人も多いと思います。ウォーキングを頑張っている人の中に、外反母趾による足部の痛み、を持っている人も実に多い。 痛みは曲がった親指の角度に比例するわけではなく、角度 ... もっと読む

昨日、姿勢についての記事を出しました。下の肖像画を見てください。「坂本龍馬」はいい姿勢?「宮本武蔵」は猫背?1枚の一方向からの写真や肖像画では、実際のところは分かりかねますが、どう感じるでしょうか?  日本人は明治時代になるまで独自の姿勢を保っていました ... もっと読む

『姿勢』については、ネット上も含め情報が氾濫しています。色んな立場の人が、各々の専門を背景にして発信しています。背筋を伸ばす、胸を張るといった、ただ力を入れて姿勢は良くするものと誤った認識が学校でもジムでも自称姿勢改善のプロの間にもあります。 「ただ形を整 ... もっと読む

体の不調や、痛みで「鍼」を打ったことがある人がいると思いますが、「鍼」を打つとなぜ体が良くなるのか?その「理由」はわかりますか?鍼灸とは、鍼(はり)や灸(きゅう)で身体を刺激し、身体が本来もっている自然治癒力を高める中国発祥の伝統医学です。鍼は筋肉やツボ ... もっと読む

先日の記事中、肩こりを生み出す動きの悪い筋肉の代表、として3つ挙げました。実際きちんと使えていないことが多く、多くの人が凝り固まってしまっています。それぞれの筋肉を刺激し、伸び縮みできる良質な筋肉に生まれ変わらせていきます。固くなってしまった筋肉は「伸ば ... もっと読む

長時間同じ姿勢でいると筋肉が疲労し、緊張することで血管を圧迫します。血管は圧迫されると流れが悪くなり、酸素や栄養成分が筋肉に行き渡らなくなります。すると乳酸などの疲労物質が生成され、どんどん筋肉に蓄積されていくのです。つまり、肩周辺で筋肉痛が起きているよ ... もっと読む

普段の生活で、腕を上に挙げて何かをする時間は、1日の中でどれくらいありますか?洗濯物を干す、高いところにある何かを取る、くらいしかもしれません。特殊な仕事をしていなければ、長くても数分だと思います。もしかしたら、1日の中で一度も肩より上に挙げない人もいる ... もっと読む

肩周辺には腕や首を動かしたり、背中に関連する筋肉がたくさんあります。普段の生活の中で、腕や首はよく動かしていると思いがちですが、実は多くの人は日常で同じような動きを繰り返しているので、同じ筋肉しか使っていないことが多いのです。腕を下や前にはよく動かします ... もっと読む

呼吸を意識しましょう、立ち方を意識しましょう、そんなことがよく言われますし、私もつい口走っています💦そして、クライアントも、「呼吸を意識しています」「姿勢を意識している」と言います。よく考えてみると、呼吸や姿勢は無意識レベルで脳が自動コントロールしていま ... もっと読む

脳と体は密接につながっています。そして脳は体を支配しています。体は脳に支配されています。 アメリカのある実験で、学生たちに登山の訓練をさせていました。山の頂上付近に「熊の剥製」がいかにも本物らしく設置されていました。学生たちには事前にはそんなことは知らさ ... もっと読む

体質というものは一人一人みんな違います。人間としては同じですが、さまざまな面で相対的な違いを2つのパターンで分けることができます。マイナスとプラス、裏と表、寒と温、白と黒、など言い方はさまざまありますが、より総合的で抽象度が高く、内容を把握するのに都合が ... もっと読む

区のお知らせ掲示板に「ラジオ体操のお知らせ」が貼り出されていました。(*公園でのラジオ体操自体は年中やっていますけどね😅)公立の学校の子どもの夏休み期間の7/20~8/31だそうです。ラジオ体操を一回もしたことがない日本人はいないと思いますが、昔から中国にもっとす ... もっと読む

筋肉を緩める=ストレッチという法則・方程式のようなものがいまだに常識になっています。 本当に大きな勘違いです。 ストレッチで緩むのは『筋膜』であり『筋肉』ではありません。 筋肉はスーパーの精肉売り場で売っている肉と同じだと勘違いしています。それは死んだ肉、 ... もっと読む

人類は進化上「遠くを見る」のを常としていました。近くを長時間凝視し続けることはなく、近視とは無縁でした。 ところが、テレビ、パソコン(ゲーム)と近くを凝視する生活が増え、スマホの使用がデフォルトになり、近視人口が爆発的に増加しています。全世界の近視人口は、2 ... もっと読む

朝なかなか起きられない、目は覚めるけど体が起きない、無理に起きようとすると立ちくらみやめまいがする、気持ちが悪くて朝食が食べられない、といったような人は結構いると思います。 だいぶ不健康な感じですけどね、、、😅朝起きると、重力の方向が変わります。眠ってい ... もっと読む

医の重大な誤りには3種類あると科学者の武田邦彦氏が言っています。第一に「人間はみんな同じで、体にも免疫にも差がない」という錯覚。第二に「人間は歳とともに体に変化をもたらす」ということを認めないこと。第三には「健康な体から、不調なとき、病気の時などがなく、突 ... もっと読む

素足になる機会も増えてきました。そんな時に、足の形や、指の見た目もキレイになりたいな、なんて思うこともあるのではないですか?ところで、足指を足の裏側にぐっと曲げて、バレリーナのように立ってみてください。どうですか?指が折れちゃうよ...痛すぎてできない...  ... もっと読む

「肩こりは万病のもと」という言葉があります。筋肉に凝りがあると、最終的には内臓に流れる血液量が減り、体の内部が冷えてきます。すると、内臓の調子は悪くなり、放置すれば、全身の循環障害へと発展します。決して大袈裟ではありません。経絡(理論)とは、気(一種の生 ... もっと読む

足のむくみ。悩んでいる人は多いようです。特に中高年は「静脈瘤」が、目立ってきて気になる人もいるのでは?ひどくなると痛みも出ますから、普段からのケアが大事になります。日頃から自分で自分の足は触ったり、観察したりしていますか?「今は大丈夫だから」では無く、普 ... もっと読む

人間は泣きながら生まれてきます。でも、新生児が「おぎゃぁ」と泣いているとき、実際には涙を流しているわけではありません。私たちが涙を流すようになるのは、1歳ぐらいになってからです。赤ちゃんは身体的ストレスによって泣きます。単純に、泣くことで不快なストレスを ... もっと読む

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