私はトレーニング、フィットネスの業界に長くいるので、
アミノ酸、プロテインと言う言葉は耳馴染みで日常的です。
最近はコンビニでもプロテイン商品が非常に多くなりました。
スナックの類にもたくさんあります。今ブームですね。
プロテイン=タンパク質、なのはご存知でしょうが、あくまでも「加工食品」です。
「運動したらプロテイン摂ったほうがいいのか?」と疑問を持つ人も多いです。
業界の人でも実はよくわかっていない人も多く「とりあえず飲んだほうがいい」くらいの感覚の人もいます
「現代人はタンパク質不足」「肌が綺麗になる」「痩せる」「高タンパク低脂肪」
といったワードが氾濫中です。
今日はプロテインは本当に飲んだほうがいいのか?を考えてみます。
人間の体は約37兆個(ある説では60兆個とも)の細胞でできています。
その中の1兆個が毎日入れ替わっていると言われます。
昨日の自分と今日の自分は変わっていないように見えても、体内ではそれくらい激しく入れ替わりが起きています。
一般的な男性(体重60kg)の場合、1日160〜200gほどのタンパク質が分解&合成されています。
その一般的男性の場合、1日でタンパク質は60g程度の摂取が必要と言われます。
ん?随分と数字に開きがありますね。
200gくらいのタンパク質を摂らないとダメなんじゃない?と思いませんか?
体内では一定量のアミノ酸(タンパク質が分解されてアミノ酸になる)が一定量ストックされていて、それを上手に体内で使っています。
さらに、壊れた筋肉や細胞は体内でアミノ酸として「再利用(=オートファジー)」されています。
なので、実際、食品からそんなにタンパク質を取らないでも大丈夫なのです。
飲んで痩せるわけでもないし、飲んで筋肉が増えるわけでもなく、
場合によってはカロリー過多になり大量に摂れば腸内環境が悪化することになりますし、内臓に負荷がかかります。
もし、余分にプロテインを摂ったとすると、体はどうなるでしょうか?
簡単に言うと先に話した「オートファジー(再利用=リサイクルシステム)」がうまく働かなくなります。(糖質とアミノ酸タンパク質が阻害要因)。
オートファジーとは、細部内にある不要な物質を分解する仕組みのことです。
自分で自分の細胞を包み込んで分解することから「auto(自ら)phagy(食べる)」=自食作用ともいいます。
オートファジーの役割のひとつは、細胞内部の状態を一定に保つこと(恒常性維持)。
さらに次から次へと、タンパク質を体に入れてしまうと体内に在庫が多すぎてしまい、
余分なものは排出しなくてはならなくなるので、腎臓に余計な負担がかかります。
分解を担う肝臓にも同様に負荷をかけています。
アメリカはプロテイン天国ですが、実際アメリカでは腎臓病の人が増えています。
運動をしている、筋トレをしている、人はタンパク質を多めに摂取している傾向があります。
そんな情報がたくさん発信されていますし、そんな空気になっています
最近では「運動しない人でも飲んだほうがいい」といった情報も結構見かけます。
摂取しすぎることのデメリットも知っておく必要があります。
プロテイン=健康に必須。
それはそうですが、結局は「加工食品」です。
完全にイコールではないですが、カップ麺の類と同じ「加工品」です。
まずは「リアルフード」を考えて摂取し、どうしても足りない、どうしてもそれしかない、のであれば、、、
といった順位で考えるのが妥当だと思います。
プロテインは不要!と、白黒つけるのではなく、TPOで考え、適宜活用すればいいと言う柔軟な思考をすれば良いかと思います。
私もプロテインパウダーの在庫、あります
今は本当に味が良くて、スタバのドリンクかと思うようなものもあります。
忙しい時、食事がきちんと摂るのが難しい時、には使っています。
アミノ酸、プロテインと言う言葉は耳馴染みで日常的です。
最近はコンビニでもプロテイン商品が非常に多くなりました。
スナックの類にもたくさんあります。今ブームですね。
プロテイン=タンパク質、なのはご存知でしょうが、あくまでも「加工食品」です。
「運動したらプロテイン摂ったほうがいいのか?」と疑問を持つ人も多いです。
業界の人でも実はよくわかっていない人も多く「とりあえず飲んだほうがいい」くらいの感覚の人もいます
「現代人はタンパク質不足」「肌が綺麗になる」「痩せる」「高タンパク低脂肪」
といったワードが氾濫中です。
今日はプロテインは本当に飲んだほうがいいのか?を考えてみます。
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人間の体は約37兆個(ある説では60兆個とも)の細胞でできています。
その中の1兆個が毎日入れ替わっていると言われます。
昨日の自分と今日の自分は変わっていないように見えても、体内ではそれくらい激しく入れ替わりが起きています。
一般的な男性(体重60kg)の場合、1日160〜200gほどのタンパク質が分解&合成されています。
その一般的男性の場合、1日でタンパク質は60g程度の摂取が必要と言われます。
ん?随分と数字に開きがありますね。
200gくらいのタンパク質を摂らないとダメなんじゃない?と思いませんか?
体内では一定量のアミノ酸(タンパク質が分解されてアミノ酸になる)が一定量ストックされていて、それを上手に体内で使っています。
さらに、壊れた筋肉や細胞は体内でアミノ酸として「再利用(=オートファジー)」されています。
なので、実際、食品からそんなにタンパク質を取らないでも大丈夫なのです。
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結論から言うと、商品としてのプロテインは要不要で言えば、不要、でしょう。飲んで痩せるわけでもないし、飲んで筋肉が増えるわけでもなく、
場合によってはカロリー過多になり大量に摂れば腸内環境が悪化することになりますし、内臓に負荷がかかります。
もし、余分にプロテインを摂ったとすると、体はどうなるでしょうか?
簡単に言うと先に話した「オートファジー(再利用=リサイクルシステム)」がうまく働かなくなります。(糖質とアミノ酸タンパク質が阻害要因)。
オートファジーとは、細部内にある不要な物質を分解する仕組みのことです。
自分で自分の細胞を包み込んで分解することから「auto(自ら)phagy(食べる)」=自食作用ともいいます。
オートファジーの役割のひとつは、細胞内部の状態を一定に保つこと(恒常性維持)。
細胞内には、生命を維持するためのタンパク質やミトコンドリアなどの物質が多く存在しています。
それらが古くなったり傷ついたりして細胞内に蓄積されると(ゴミになって溜まる)
全身にさまざまな悪影響を及ぼします。
不要になった物質の蓄積を防ぐために、細胞内部を浄化する働きがオートファジーです。
さらに次から次へと、タンパク質を体に入れてしまうと体内に在庫が多すぎてしまい、
余分なものは排出しなくてはならなくなるので、腎臓に余計な負担がかかります。
分解を担う肝臓にも同様に負荷をかけています。
アメリカはプロテイン天国ですが、実際アメリカでは腎臓病の人が増えています。
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プロテインの過剰摂取は肝臓・腎臓の負担が増します。
これはプロテインそのものが悪いわけではなく、
過度に摂取したタンパク質が体内に吸収されずに排泄されるためです。
それゆえにプロテインの飲みすぎだけでなく、
肉を大量に食べる行為も肝機能・腎機能を低下させます。
タンパク質の摂取量と体内での使用率を調べた結果、
タンパク質の摂取量が多くなるほど、筋肉に使用される割合が減り、
代わりに内蔵で分解され排泄される量が増えます。(下記図参照)
つまりタンパク質をとればとるほど、
体内で発生する毒素(アンモニア)が増えるため、肝臓・腎臓にかかる負荷が大きくなるのです。
長期間休みを与えずに肝臓・腎臓を酷使してしまうとオーバーワークになり機能が低下します。
運動をしている、筋トレをしている、人はタンパク質を多めに摂取している傾向があります。
そんな情報がたくさん発信されていますし、そんな空気になっています
最近では「運動しない人でも飲んだほうがいい」といった情報も結構見かけます。
摂取しすぎることのデメリットも知っておく必要があります。
プロテイン=健康に必須。
それはそうですが、結局は「加工食品」です。
完全にイコールではないですが、カップ麺の類と同じ「加工品」です。
まずは「リアルフード」を考えて摂取し、どうしても足りない、どうしてもそれしかない、のであれば、、、
といった順位で考えるのが妥当だと思います。
プロテインは不要!と、白黒つけるのではなく、TPOで考え、適宜活用すればいいと言う柔軟な思考をすれば良いかと思います。
私もプロテインパウダーの在庫、あります
今は本当に味が良くて、スタバのドリンクかと思うようなものもあります。
忙しい時、食事がきちんと摂るのが難しい時、には使っています。
コメント
コメント一覧 (2)
足りなかったんでしょうね。
sakurak31
がしました