植物は健康な根を張るために重力を利用しています。
これはとうの昔に知られた事実です。
一方、人間の身体の健康を維持する上で重力が果たしている役割については、
まだはっきりとメカニズムは明らかになっていないようですが、
重力がなくては健康な身体ではいられないことはわかってきました。
人間の脳は反射的に重力を感知し、神経系に刻み込まれたプログラムに変換することで、協調した動きができます。
『重力がなければ運動に効果はなく、動かなければ重力はあなたの体に害を及ぼす』
ということです。
健康を手に入れるために、重力をどうのように活用すればいいのかについての研究が盛んに行われています。
結論から言うと、最善の方法は、
週に数回スポーツクラブやジムに通うこと、とは全く違う結論がでています。
!!!
むしろ、
年365日毎日、強度の低い運動を頻繁に与える方が効果的。
とっても簡潔に言えば、
『絶え間なく体を動かすこと』です。
歴史を遡ってみます。
現代人が受ける重力の影響はずいぶんと小さくなりました。
え??重力が変わったの?と思ったのでは?笑
先史時代は、身を守るために動き回り、走って危険から逃れ、生き延びるために狩りをしていました。
文明が興ってからも、大地を耕し、家畜の世話をし、木々を切り倒すなどの力仕事をしながら、あちこち転々としながら生活をしていました。
何をするにも「体を使う」ことばかりです。
産業革命の頃には生活にも変化が訪れていますが、大きく変わり始めたのは20世紀に入ってからです。
自動車の普及で、より早くより遠くへかつてないほどに快適に移動できるようになりました。
全自動洗濯機、電気ストーブ、ガスレンジ。
便利な道具が出てきたことで、『生活の中で習慣的に行われてきた動作が奪われていく』ことになりました。
現代人は、じっと座っている時間が昔の人に比べてはるかに長いのです。
多くの人が、
・車や電車で座り
・オフィスで座り
・帰宅してからはテレビやパソコンの前で座って
います。
おまけに、ジムに行っても「マシンやエアロバイクに座って」います?!苦笑
思い当たる人、今日からは「立って」エクササイズしましょう。
人間の体というものは、現代人の大半が送っている生活よりも「もっと快適に」過ごせるようにできています。
人間は快適さを追い求めて、発明品が次々に生まれ、一見「快適」に思える生活が実現しています。
しかし、その反面、便利さでも先端をいく先進国では、
・肥満
・がん
・糖尿病
・心臓病
・骨粗鬆症
・筋萎縮
・関節炎
・睡眠障害
などといった健康に関する深刻な問題が急増しています。
『労力を省く現代の発明品と、その結果もたらされる身体の不調には因果関係がある』
ということです。
宇宙飛行士が、ほんの数日、重力がない状態に置かれることで、肉体に急激な衰えが起こってしまうことはご存知でしょう。
それは、典型的な『加齢現象』にみられる変化です。
でもその宇宙飛行士は、地上での活動的な暮らしに戻れば、たちまち健康を取り戻します。
ここにヒントがありますね。
無重力では、身体を動かせない(動かさない)のと同じ状態です。
・人間の動作を司る脳や脊髄のプログラム
・脚の筋肉
・骨
といったものが必要なくなります。
必要のないものは、衰えます。これは自然の摂理です。
動けない(動かない)ことほど、脳の萎縮を加速させるものはありません。
健康で、最期まで自分の身体で動きたいのであれば、
◯重力に挑み続けるような動作を昔の人がやっていたように再び日常生活に取り入れること。
◯何をする時も常に重力を意識して、運動以外の何気なく行っている動作を一生続けられる習慣へ変えていくこと。
これらが必要不可欠です。
思考の「方向転換」をしていかなくては健康を守れない時代になっています。
もう一度言いますが、健康の秘訣は、スポーツクラブやジムでなく、家やオフィスにあります。
次回、具体的なアクションプランについて書きます。
ヒントは『運動は根本的な解決にならない』です。
うん??
これはとうの昔に知られた事実です。
一方、人間の身体の健康を維持する上で重力が果たしている役割については、
まだはっきりとメカニズムは明らかになっていないようですが、
重力がなくては健康な身体ではいられないことはわかってきました。
人間の脳は反射的に重力を感知し、神経系に刻み込まれたプログラムに変換することで、協調した動きができます。
『重力がなければ運動に効果はなく、動かなければ重力はあなたの体に害を及ぼす』
ということです。
健康を手に入れるために、重力をどうのように活用すればいいのかについての研究が盛んに行われています。
結論から言うと、最善の方法は、
週に数回スポーツクラブやジムに通うこと、とは全く違う結論がでています。
!!!
むしろ、
年365日毎日、強度の低い運動を頻繁に与える方が効果的。
とっても簡潔に言えば、
『絶え間なく体を動かすこと』です。
歴史を遡ってみます。
現代人が受ける重力の影響はずいぶんと小さくなりました。
え??重力が変わったの?と思ったのでは?笑
先史時代は、身を守るために動き回り、走って危険から逃れ、生き延びるために狩りをしていました。
文明が興ってからも、大地を耕し、家畜の世話をし、木々を切り倒すなどの力仕事をしながら、あちこち転々としながら生活をしていました。
何をするにも「体を使う」ことばかりです。
産業革命の頃には生活にも変化が訪れていますが、大きく変わり始めたのは20世紀に入ってからです。
自動車の普及で、より早くより遠くへかつてないほどに快適に移動できるようになりました。
全自動洗濯機、電気ストーブ、ガスレンジ。
便利な道具が出てきたことで、『生活の中で習慣的に行われてきた動作が奪われていく』ことになりました。
現代人は、じっと座っている時間が昔の人に比べてはるかに長いのです。
多くの人が、
・車や電車で座り
・オフィスで座り
・帰宅してからはテレビやパソコンの前で座って
います。
おまけに、ジムに行っても「マシンやエアロバイクに座って」います?!苦笑
思い当たる人、今日からは「立って」エクササイズしましょう。
人間の体というものは、現代人の大半が送っている生活よりも「もっと快適に」過ごせるようにできています。
人間は快適さを追い求めて、発明品が次々に生まれ、一見「快適」に思える生活が実現しています。
しかし、その反面、便利さでも先端をいく先進国では、
・肥満
・がん
・糖尿病
・心臓病
・骨粗鬆症
・筋萎縮
・関節炎
・睡眠障害
などといった健康に関する深刻な問題が急増しています。
『労力を省く現代の発明品と、その結果もたらされる身体の不調には因果関係がある』
ということです。
宇宙飛行士が、ほんの数日、重力がない状態に置かれることで、肉体に急激な衰えが起こってしまうことはご存知でしょう。
それは、典型的な『加齢現象』にみられる変化です。
でもその宇宙飛行士は、地上での活動的な暮らしに戻れば、たちまち健康を取り戻します。
ここにヒントがありますね。
無重力では、身体を動かせない(動かさない)のと同じ状態です。
・人間の動作を司る脳や脊髄のプログラム
・脚の筋肉
・骨
といったものが必要なくなります。
必要のないものは、衰えます。これは自然の摂理です。
動けない(動かない)ことほど、脳の萎縮を加速させるものはありません。
健康で、最期まで自分の身体で動きたいのであれば、
◯重力に挑み続けるような動作を昔の人がやっていたように再び日常生活に取り入れること。
◯何をする時も常に重力を意識して、運動以外の何気なく行っている動作を一生続けられる習慣へ変えていくこと。
これらが必要不可欠です。
思考の「方向転換」をしていかなくては健康を守れない時代になっています。
もう一度言いますが、健康の秘訣は、スポーツクラブやジムでなく、家やオフィスにあります。
次回、具体的なアクションプランについて書きます。
ヒントは『運動は根本的な解決にならない』です。
うん??
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7/3土曜16:00~17:30 part1
7/10土曜16:00~17:30 part2
申し込みは6/25金〜7/3金 先着5名
*予定は変更することがあります
このブログやFBで詳細を告知しますので、フォローしておいてください
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コメント
コメント一覧 (2)
重力の恩恵、意識的にいただきたいものです。
sakurak31
がしました