昨日の記事でアブラはいいものと悪いものがあり、いいアブラは体を変えてくれる、と書きました。
詳細はこちら
細胞同士はコミュニケーションしています。
コミュニケーションの窓口になるのは細胞の外枠である「細胞膜」です。
その膜は「脂肪」で作られています。
いいアブラを原料として作られた細胞膜は、、、
・シャボン玉の膜のように弾力性に富んでいる
・酸素や栄養素をスムーズに細胞内に取り込む
・不要な老廃物を外に排出する
・細胞間のコミュニケーションも活発に行われ、細胞の固まりとして組織の働きが健全になる
悪いアブラが原料で作られた 細胞膜は、、、
・硬くて透過性が悪い
・重要な栄養素や酸素を細胞内に取り込めない
・不要な老廃物を外に排出しにくい
・細胞同士のコミュニケーションも悪くなり、組織としての統制が取れないため、
・どこかの細胞ががん化しても、抑えられない
細胞に酸素が必要不可欠なのはわかるでしょう。
質の悪い細胞膜だと、十分に取り込めません。
いくら呼吸を上手に行い、鼻で空気を吸い込んで、肺に取り入れても、細胞の中まで届かなければ意味がありません。
がん細胞は低酸素状態で増殖するので、酸素が足りなくなっている細胞は「大歓迎」なのです。
良いアブラに分類される「多価不飽和脂肪酸」は体の中で酸素を引きつけるマグネットのような働きをします。
酸素がたくさん集まって、がんが発症しにくい環境を作ります。
(環境をコントロールすれば病気は防げる、という昨日の記事を思い出してください)
細胞同士はコミュニケーションすると言いました。
人間の細胞には寿命があります。
劣化してくると「死になさい」という命令が送られ、細胞自身が自爆して死んでいく「アポトーシス」という作用があります。
細胞の自殺、とも言います。
細胞の自殺があるから、常に新しい細胞に入れ替わることができて、体は健康が保てます。
この「自殺命令」が届かないと、問題のある細胞は生き続けてしまいます。
がん細胞は「アポトーシスのない」いつまでも生き続ける細胞なのです。
悪いアブラで作られた細胞膜同士のコミュニケーション能力の悪い細胞だと、
・この自爆装置がなかったり
・自殺せよという命令が届かないので
いつまでも生き続けるがん細胞になってしまいます。
がんと並んで死亡率の高い「心臓病」ですが、
アブラが血管を詰まらせ、心臓病を引き起こす、というのは正確ではありません。
悪いアブラは心臓病を引き起こしますが、いいアブラはその逆です。
心臓病を引き起こすどころか、予防の働きをします。
血管を塞いでしまう脂肪の固まりを「プラーク」と言いますが、
これを分析すると、良いアブラに相当するものは一切なく、見つかったのは悪いアブラのみでした。
良いアブラ、悪いアブラ、どちらを選択するかによって、体に現れる変化は全く逆になります。
アブラの種類について勉強しましょう。
A、飽和脂肪酸(常温で固形、ギー/バター/ラード/肉の脂身など動物性のアブラ)
B、不飽和脂肪酸(常温で液体、植物性のアブラ/魚のアブラ)
B-1、一価不飽和脂肪酸(オメガ9=オレイン酸)
B-2、多価不飽和脂肪酸(オメガ6=リノール酸、オメガ3=αリノレン酸)=必須脂肪酸
必須脂肪酸とは体の中で作ることができないので、食物から摂取するしかありません。
結論から言うと、
良いアブラとは、この必須脂肪酸のオメガ6とオメガ3です。
多価不飽和脂肪酸のオメガ6とオメガ3は、
別名「酸素マグネット」と呼ばれるほど、酸素を強力に引きつけるので、体内で細胞は酸素が豊かになり、元気になります。
酸素たっぷりの環境下で、低酸素が好きながん細胞は増えることができません。
脳の構成要素のうち、
オメガ3 14%
オメガ6 10%
脳の機能を維持するために、良いアブラは必須です。
では、オメガ6とオメガ3をたくさん摂ればいい?と思いそうですが、
オメガ6とオメガ3は体内で全く逆の働きをしてしまうので、どちらか一方を多く摂ってしまうとバランスが崩れます。
理想の割合=オメガ6:オメガ3=4:1
普通の食事だと、極端にオメガ6に偏りやすい傾向にあります。
アメリカ風の食事だと、40:1、になってしまう感じです。
欧米化している食事を摂っていると日本人でもこのくらいの割合だと思います。
オメガ6に偏った食事は、体内でアレルギーを促進したり、血栓を作ります。
特に最近言われているのが「体内に炎症が起きる」と言うことです。
オメガ6を控えめに、オメガ3を積極的に。
明日は「悪いアブラ」のことや、アブラの種類をもう少し詳しく。
詳細はこちら
細胞同士はコミュニケーションしています。
コミュニケーションの窓口になるのは細胞の外枠である「細胞膜」です。
その膜は「脂肪」で作られています。
いいアブラを原料として作られた細胞膜は、、、
・シャボン玉の膜のように弾力性に富んでいる
・酸素や栄養素をスムーズに細胞内に取り込む
・不要な老廃物を外に排出する
・細胞間のコミュニケーションも活発に行われ、細胞の固まりとして組織の働きが健全になる
悪いアブラが原料で作られた 細胞膜は、、、
・硬くて透過性が悪い
・重要な栄養素や酸素を細胞内に取り込めない
・不要な老廃物を外に排出しにくい
・細胞同士のコミュニケーションも悪くなり、組織としての統制が取れないため、
・どこかの細胞ががん化しても、抑えられない
細胞に酸素が必要不可欠なのはわかるでしょう。
質の悪い細胞膜だと、十分に取り込めません。
いくら呼吸を上手に行い、鼻で空気を吸い込んで、肺に取り入れても、細胞の中まで届かなければ意味がありません。
がん細胞は低酸素状態で増殖するので、酸素が足りなくなっている細胞は「大歓迎」なのです。
良いアブラに分類される「多価不飽和脂肪酸」は体の中で酸素を引きつけるマグネットのような働きをします。
酸素がたくさん集まって、がんが発症しにくい環境を作ります。
(環境をコントロールすれば病気は防げる、という昨日の記事を思い出してください)
細胞同士はコミュニケーションすると言いました。
人間の細胞には寿命があります。
劣化してくると「死になさい」という命令が送られ、細胞自身が自爆して死んでいく「アポトーシス」という作用があります。
細胞の自殺、とも言います。
細胞の自殺があるから、常に新しい細胞に入れ替わることができて、体は健康が保てます。
この「自殺命令」が届かないと、問題のある細胞は生き続けてしまいます。
がん細胞は「アポトーシスのない」いつまでも生き続ける細胞なのです。
悪いアブラで作られた細胞膜同士のコミュニケーション能力の悪い細胞だと、
・この自爆装置がなかったり
・自殺せよという命令が届かないので
いつまでも生き続けるがん細胞になってしまいます。
がんと並んで死亡率の高い「心臓病」ですが、
アブラが血管を詰まらせ、心臓病を引き起こす、というのは正確ではありません。
悪いアブラは心臓病を引き起こしますが、いいアブラはその逆です。
心臓病を引き起こすどころか、予防の働きをします。
血管を塞いでしまう脂肪の固まりを「プラーク」と言いますが、
これを分析すると、良いアブラに相当するものは一切なく、見つかったのは悪いアブラのみでした。
良いアブラ、悪いアブラ、どちらを選択するかによって、体に現れる変化は全く逆になります。
アブラの種類について勉強しましょう。
A、飽和脂肪酸(常温で固形、ギー/バター/ラード/肉の脂身など動物性のアブラ)
B、不飽和脂肪酸(常温で液体、植物性のアブラ/魚のアブラ)
B-1、一価不飽和脂肪酸(オメガ9=オレイン酸)
B-2、多価不飽和脂肪酸(オメガ6=リノール酸、オメガ3=αリノレン酸)=必須脂肪酸
必須脂肪酸とは体の中で作ることができないので、食物から摂取するしかありません。
結論から言うと、
良いアブラとは、この必須脂肪酸のオメガ6とオメガ3です。
多価不飽和脂肪酸のオメガ6とオメガ3は、
別名「酸素マグネット」と呼ばれるほど、酸素を強力に引きつけるので、体内で細胞は酸素が豊かになり、元気になります。
酸素たっぷりの環境下で、低酸素が好きながん細胞は増えることができません。
脳の構成要素のうち、
オメガ3 14%
オメガ6 10%
脳の機能を維持するために、良いアブラは必須です。
では、オメガ6とオメガ3をたくさん摂ればいい?と思いそうですが、
オメガ6とオメガ3は体内で全く逆の働きをしてしまうので、どちらか一方を多く摂ってしまうとバランスが崩れます。
理想の割合=オメガ6:オメガ3=4:1
普通の食事だと、極端にオメガ6に偏りやすい傾向にあります。
アメリカ風の食事だと、40:1、になってしまう感じです。
欧米化している食事を摂っていると日本人でもこのくらいの割合だと思います。
オメガ6に偏った食事は、体内でアレルギーを促進したり、血栓を作ります。
特に最近言われているのが「体内に炎症が起きる」と言うことです。
オメガ6を控えめに、オメガ3を積極的に。
明日は「悪いアブラ」のことや、アブラの種類をもう少し詳しく。
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コメント
コメント一覧 (2)
最近はオイルとしててはありませんが、ヘンプシードが気になってます。
クセがなく食べやすいです。
sakurak31
がしました