日本は世界一長寿国です。
日本食はヘルシーで、病気にならないと言われています。
しかし、見渡せばその長寿国にも異変が起きていると思わざるを得ません。
国内では「2人に1人ががんになり、3人に1人はがんで死ぬ」と言われています。
その数は増加し続けています。
1975年から2008年にかけては315%まで増えていて、アメリカよりも多くなっています。
がんだけでなく、心臓病で亡くなる人も3人に1人です。
また、アルツハイマー型認知症になる人も増えています。
「日本の病院や製薬会社、がんセンターは商売繁盛」
という特集がイギリスの「エコノミスト」という有名週刊新聞で組まれたこともあります。
何が原因なのか?
それがもう食事にあることは明らかでしょう。
食品添加物や防腐剤の使われ方が世界の国と比較して尋常でなく、
戦後から始まった小麦と乳製品が流れ込んできて、国民が「中毒」になっています。
第二次世界大戦後から、日本の食文化は破壊されてしまった、と私は思っています。
日本食を破壊すれば、それを食べてきた国民も破壊することができます。
つまり、国を破壊できます。
日本という国がいずれ無くなってしまうのではないか、と危惧するまともな人たちは少なくありません。
その話は改めて別に書きたいと思います。
今回は「アブラ」についてです。
「アブラが健康に良くない」
と言った先入観をを持っているのは、日本だけでなくアメリカも同じです。
ただ、アメリカは、アブラの中でも「悪いアブラ」を摂らないようにトランス脂肪酸を禁止しました。
こういうスパッとした動きの迅速さは日本の政治家は見習って欲しいですね。
日本ではまだ良いアブラと悪いアブラの区別はほとんどされていません。
ただアブラを避けるように安易に「低脂肪」「ローファット」とやっているだけです。
これだと、いいアブラの恩恵を受けられないばかりか、悪いアブラの影響を受けてしまいます(実際受けている)。
長寿国、といっても、健康で自力で生活できる健康長寿国ではないのは皆さん知っているでしょう。
このまま無知なままだと、ますますがんや心臓病、アルツハイマー型認知症の患者数は確実に増え続けていくと思います。
つい最近まで、医学界は、がんは遺伝要素が強いと考えられていました。
1990年から2000年にかけては、その遺伝子を解析する「ヒトゲノム計画」が盛んでした。
各国が凌ぎを削り、2003年にヒトの遺伝子の解析が終わりました。
結果どうだっだと思いますか?
ヒトの遺伝子はマウスの遺伝子と99%が同じ!!
病気に関わる遺伝子もマウスと90%が同じ!!
つまり、哺乳類の遺伝子はほぼ同じ!!
つまり、がんになる遺伝子があったとしても、それがあるから絶対がんになるわけではない、ということがはっきりしました。
もしがんが遺伝のせいなら、マウスだけでなく哺乳類全て、半数ががんになるはずですから。
しかし、世の中にはがんになりやすい人、あるいは家系、といったものがありますね。
遺伝子だけでなく、もっと複雑な要因があるのでは?と考え、
ヒトゲノム計画の後に、「エピゲノム」という概念が出てきました。
エピ=1つ上(ラテン語)、なので、「ゲノムの上にくるもの」と直訳できます。
遺伝子を囲む環境、のことです。
・毒素に囲まれた悪い環境にいれば、自分が持っている病気の素因という遺伝子(悪い)にスイッチが入る。
・良い環境にいれば、自分の遺伝子のいいところが発現して、悪いスイッチは入らない。
ここでいう環境は、ライフスタイルのことです。
結論を言えば、ライフスタイルによって病気はコントロールできるのです。
アメリカで一番有名な「テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンター」が衝撃的なレポートを出しました。
タイトル:『がんは予防できる』
・食事を変えることで、がんの遺伝子を発現させないことができる
・遺伝子はほとんどの病気の原因ではない
・環境、ライフスタイルが90〜95%の慢性病の原因である
・あなたは90〜95%の病気をコントロールできる
これをどう思いますか?
まさに「光」ではないでしょうか?
もうがんは「生活習慣病」だとお分かりになっている人もいるでしょうから、今となっては目新しいことではないのですが、
食べたもの、やったこと、で体はできている、ということです。
環境(ライフスタイル)を変え、細胞の環境を変えることで、遺伝子のスイッチのオンとオフが決められます。
その細胞の中で最も重要な要素が「細胞膜」です。
遺伝子は細胞の核の中に入っていますが、その核も膜でできています。
なので、膜が全ての鍵を握っています。
膜が最適な状況にあると、良い遺伝子が発現する=スイッチがオンになる、のです。
実は、細胞膜は「アブラ(脂質)」でできています。
悪いアブラでできた細胞膜は、柔軟性がなく、鉄板のように硬くなります。
鉄板は、空気も栄養素も通しません。
と追うことは、細胞の中に溜まった老廃物も通しませんので、排泄ができません。
細胞自体がどんどんと汚れていきます。
細胞を「家」に置き換えてください。
出入り口が塞がれてしまっているので、捨てられないゴミで埋まっていき、荒れ果て、異臭すら放つようになります。
いいアブラを摂ることで、良い細胞を作ることができます。
体中が良い細胞だらけなら、良い体=病気のない体、になるはずです。
いいアブラ、はどんなアブラか。
それは明日!
日本食はヘルシーで、病気にならないと言われています。
しかし、見渡せばその長寿国にも異変が起きていると思わざるを得ません。
国内では「2人に1人ががんになり、3人に1人はがんで死ぬ」と言われています。
その数は増加し続けています。
1975年から2008年にかけては315%まで増えていて、アメリカよりも多くなっています。
がんだけでなく、心臓病で亡くなる人も3人に1人です。
また、アルツハイマー型認知症になる人も増えています。
「日本の病院や製薬会社、がんセンターは商売繁盛」
という特集がイギリスの「エコノミスト」という有名週刊新聞で組まれたこともあります。
何が原因なのか?
それがもう食事にあることは明らかでしょう。
食品添加物や防腐剤の使われ方が世界の国と比較して尋常でなく、
戦後から始まった小麦と乳製品が流れ込んできて、国民が「中毒」になっています。
第二次世界大戦後から、日本の食文化は破壊されてしまった、と私は思っています。
日本食を破壊すれば、それを食べてきた国民も破壊することができます。
つまり、国を破壊できます。
日本という国がいずれ無くなってしまうのではないか、と危惧するまともな人たちは少なくありません。
その話は改めて別に書きたいと思います。
今回は「アブラ」についてです。
「アブラが健康に良くない」
と言った先入観をを持っているのは、日本だけでなくアメリカも同じです。
ただ、アメリカは、アブラの中でも「悪いアブラ」を摂らないようにトランス脂肪酸を禁止しました。
こういうスパッとした動きの迅速さは日本の政治家は見習って欲しいですね。
日本ではまだ良いアブラと悪いアブラの区別はほとんどされていません。
ただアブラを避けるように安易に「低脂肪」「ローファット」とやっているだけです。
これだと、いいアブラの恩恵を受けられないばかりか、悪いアブラの影響を受けてしまいます(実際受けている)。
長寿国、といっても、健康で自力で生活できる健康長寿国ではないのは皆さん知っているでしょう。
このまま無知なままだと、ますますがんや心臓病、アルツハイマー型認知症の患者数は確実に増え続けていくと思います。
つい最近まで、医学界は、がんは遺伝要素が強いと考えられていました。
1990年から2000年にかけては、その遺伝子を解析する「ヒトゲノム計画」が盛んでした。
各国が凌ぎを削り、2003年にヒトの遺伝子の解析が終わりました。
結果どうだっだと思いますか?
ヒトの遺伝子はマウスの遺伝子と99%が同じ!!
病気に関わる遺伝子もマウスと90%が同じ!!
つまり、哺乳類の遺伝子はほぼ同じ!!
つまり、がんになる遺伝子があったとしても、それがあるから絶対がんになるわけではない、ということがはっきりしました。
もしがんが遺伝のせいなら、マウスだけでなく哺乳類全て、半数ががんになるはずですから。
しかし、世の中にはがんになりやすい人、あるいは家系、といったものがありますね。
遺伝子だけでなく、もっと複雑な要因があるのでは?と考え、
ヒトゲノム計画の後に、「エピゲノム」という概念が出てきました。
エピ=1つ上(ラテン語)、なので、「ゲノムの上にくるもの」と直訳できます。
遺伝子を囲む環境、のことです。
・毒素に囲まれた悪い環境にいれば、自分が持っている病気の素因という遺伝子(悪い)にスイッチが入る。
・良い環境にいれば、自分の遺伝子のいいところが発現して、悪いスイッチは入らない。
ここでいう環境は、ライフスタイルのことです。
結論を言えば、ライフスタイルによって病気はコントロールできるのです。
アメリカで一番有名な「テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンター」が衝撃的なレポートを出しました。
タイトル:『がんは予防できる』
・食事を変えることで、がんの遺伝子を発現させないことができる
・遺伝子はほとんどの病気の原因ではない
・環境、ライフスタイルが90〜95%の慢性病の原因である
・あなたは90〜95%の病気をコントロールできる
これをどう思いますか?
まさに「光」ではないでしょうか?
もうがんは「生活習慣病」だとお分かりになっている人もいるでしょうから、今となっては目新しいことではないのですが、
食べたもの、やったこと、で体はできている、ということです。
環境(ライフスタイル)を変え、細胞の環境を変えることで、遺伝子のスイッチのオンとオフが決められます。
その細胞の中で最も重要な要素が「細胞膜」です。
遺伝子は細胞の核の中に入っていますが、その核も膜でできています。
なので、膜が全ての鍵を握っています。
膜が最適な状況にあると、良い遺伝子が発現する=スイッチがオンになる、のです。
実は、細胞膜は「アブラ(脂質)」でできています。
悪いアブラでできた細胞膜は、柔軟性がなく、鉄板のように硬くなります。
鉄板は、空気も栄養素も通しません。
と追うことは、細胞の中に溜まった老廃物も通しませんので、排泄ができません。
細胞自体がどんどんと汚れていきます。
細胞を「家」に置き換えてください。
出入り口が塞がれてしまっているので、捨てられないゴミで埋まっていき、荒れ果て、異臭すら放つようになります。
いいアブラを摂ることで、良い細胞を作ることができます。
体中が良い細胞だらけなら、良い体=病気のない体、になるはずです。
いいアブラ、はどんなアブラか。
それは明日!
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コメント
コメント一覧 (2)
細胞膜の話、わかり易かったです😊
sakurak31
がしました