失ってみて初めてその大切さに気づくもの、があります。

健康、はその一つでしょう。

日常においては、自分が健康であるかどうかなどあまり気にしません。

しかし、当然のことながら、不完全な体調で完全な成果をあげることは難しいのです。

何か目標を達成しよう、何かに挑戦しようと思ったら、 日頃から体調の管理を意識的にいこなっていく必要があります。

『身体が不健康なら、健康な心を持つことも、物事を正確に考えることもできない』のです。

仮に何かに成功したとしても、健康を失っていたとしたら、心からの幸せを感じることはできないでしょう。

健康の不具合は、行動を制限するばかりではなく、思考力・判断力などあらゆる面にマイナスの影響を及ぼすことになります。
IMG_2076

健康の管理に必要な項目として、

・食習慣
・睡眠
・運動
・リラクゼーション


があります。

(そんなこと知ってるよ、と思う人は多いと思います。でも「知っている」のと「できている」のは全く違います。)

しかし、これだけでは少し足りません。

心の状態が身体の状態に大きな影響を及ぼします。

「病は気から」という言葉の通りです。

不安が心の中に満ちてしまうと、全ての知的行動に支障をきたします。

全ては「伝染」します。

消極的思考や自己否定的思考を払拭し、積極的心構えが必要です。




具体的には、

・私は元気だ
・私は今日も頑張れる
・今やろう
・今日もうまくいく

などの思考、そしてそれを口に出すこと。


ある意味「自己催眠」「自己洗脳」とでも言えるようなことですね。





逆に「調子が悪いな」「今日もできないかも」などと思えば、もうそうしかならない。

『そう思ったらそう(なる)』ということです。

これは良い方にも良くない方にも当てはまります。

私はいつも基本「うまくいく」と思っています。

うまくいくと思って行動してるので、うまくいくように自然と自分でやっているのです笑





ここでアラビアの古い諺を紹介します。

『健康を持つ人は希望を持つ。

希望を持つ人はあらゆるものを手に入れる。』

自分の健康に気を配れない人に、成功や進歩は訪れないと思っています。

目標に向かって全力疾走することは大切ですが、身体を壊してしまっては元も子もありませんから。

IMG_2079


100歳超えて現役だった聖路加国際病院の理事長日野原重明医師は、

「健康とは数値に安心することではなく、自分が健康だと感じること」

と言っていました。


つまり、心構えが健康を作る、ということ。

95歳くらいまで睡眠時間が5時間と言われていた人ですが、現感覚では私なら体を壊しそうです。

心の持ち方で、ホルモンも免疫力も変わるということ。

自分自身が「健康だ」と感じられる、思えることで毎日の生活が爽やかで快適になります。




どのような体調であれ、自分で体を回復させる力は持ち合わせています。

その「回復力」をいかんなく発揮できるかどうかは、自分次第、積極的心構え次第、です。