体を作っているのは「食べたもの」です。


IMG_1959

ただ、空腹を満たせばいい、好きなものをお腹いっぱい食べればいい、という感覚の人もいると思いますが、

食べること=明日の体を作ること、です。

今買った食材は、自分の体への「投資」でもあります。



病気を作るのは「ほぼ100%食事」。

食が病気を作ると考えてください。


生活習慣病の高血圧や糖尿病、がん、花粉症やアトピー性皮膚炎のアレルギー症状、

認知症やパーキンソン病のような脳の問題といわれているものも、

食べているもの、食べ方、が由来しています。





メディアやネットには、

「これが体にいい」「これを食べましょう」と情報が氾濫しています。

ダイエットに興味ある人も相当数いるので、

「痩せるにはコレ」「◯◯式ダイエット」とこれもまた情報が氾濫していて、

一体何を食べたらいいの?と迷子になっている人は多いのでは?




IMG_1961



食を正せば、体が整い、脳も機能を発揮し、病を退散させることもできます。

食以外に病は治せない、という考え方もあるのです。

食べたもので、血液が作られ、その血液が新しい細胞を生み出しています。

食べたものの質が悪ければ、作られる血液の質も、そこから生まれる新たな細胞も質が悪い、、、

結果、出来上がっている「あなたの体」の質も悪いものになるのは、自明でしょう。



IMG_1954



日本人にはやはり「伝統的な和食」です。

雑穀食を主としてきた腸の長い日本人には、和食が一番です。

玄米や雑穀、根菜類、きのこ、海藻などは食物繊維が多く、消化管を刺激する時間が長い食べ物です。

なかなか簡単に消化できないので血糖値の急激な上昇を抑え、腸を刺激して蠕動運動を促し、便通をよくしてくれます。

肉・卵・牛乳などの欧米型の食事が増えていますが、

戦後から食べ始めたものなので馴染みが薄く、日本人には「消化酵素」が備わっていません。


しかも、そういった動物性食品は消化管の働く時間が短く、副交感神経が優位になりにくいのです。

副交感神経は消化吸収を司っているので、食事時間が長い方がリラックスしやすくなります。


IMG_1958



①納豆、味噌、ぬか漬けに代表される微生物の働きを活用した「伝統的な発酵食品」

②バランスよく栄養を取れる「丸ごと食品」

③副交感神経が排泄も司っていることを活用した「イヤイヤ食品」


を、主食のご飯と合わせるのがおすすめです。

それぞれを少し詳しく書きます。





①伝統的な発酵食品

微生物の働きで発酵熟成した食品は、
食材の栄養素と微生物の持つ栄養や有効成分、発酵過程の酵素も摂れ、免疫力アップ!


漬物
味噌
納豆
醤油・酢・米麹




②丸ごと食品

生命体を維持するのに必要な全ての栄養素が詰まっている。
頭から、骨、内臓まで食べられるもの、発芽する力、生命力のあるもの、未精製のもの、には加工食品では取りにくい栄養素あり!

玄米
小魚
ごま

小エビ・イワシなどの小魚




③イヤイヤ食品

独特の風味や苦味のある食品を摂ることで、体は排泄反応を起こす。
排泄は副交感神経が担っているので、交感神経が過剰な人には有効。
ただし、摂り過ぎには注意!

ちなみにこういった類の食品は野生動物は基本的嫌う


苦いもの(ピーマン、ゴーヤ、ウコン、山椒、山菜類、しそ、など)
辛いもの(大根、ネギ類、ニンニク、唐辛子、わさび、からし、生姜、など)
酸っぱいもの(酢、梅干し、レモン、ゆず、など)




 

健康に気をつけたい、病気は嫌だな、毎日元気で軽く動ける体でいたい、と思われる方は、

ぜひ、和食中心で、腹7分目、を心掛けてください。



食べたもので体は出来上がっています。

今日食べたものが、明日以降の自分の体になります。





□■□■□■□■□□■□■□■□■□□■□■□■□■□□■□■□■□■□□■□■□■□■□□■□■□■□■□□■□■□■□■□


7/10土曜16:00〜17:30 オンラインセミナー開催します。
詳細・お申し込みは以下のリンクからどうぞ 。