昨日は選挙の投開票日でした。

いつからか選挙はマスコミの思うように結果が作られているものになってきています。

選挙の争点は⬜︎⬜︎問題、〇〇党が優勢、△△氏が一歩リード、、、

報道を聞いた一般人は「マスコミが言うのだからそうなんだろう」と鵜呑みにします。

そうなんだな、そういうことなのか、と。

残念ながら、マスコミは事実をそのまま伝えてはいません。

これは選挙に限ったことではありません。





第二次世界大戦中、日本の新聞やNHKのラジオ放送は政府と一体になって戦争を煽りました。

政府の検閲を受け入れて、「大本営発表」を右から左に垂れ流し、

日本軍が敗走しているのにも関わらず、連戦連勝しているかのようなウソを国民に吹き込んでいきました。 


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「物量が圧倒的な米国に戦争を挑むのは無謀」

「日本軍は本当は負けており、何万もの犠牲者が出ている」


そのよう真実を語るものは「非国民」として排斥され、治安維持法で憲兵によって投獄されることもありました。

 


比較はここでは控えますが、何かほんの少し前から現在の日本の状況と似ていませんか?




このような軍国主義・全体主義に新聞やNHKが加担した結果、日本は大敗北を喫し、日本人だけで300万人もの命が失われました。



戦後、新聞をはじめとするマスコミは戦争責任を追求され、それを受けて、各社は大本営発表に加担したことを猛省しました。

有名なものが1945年7月に朝日新聞が出した「国民と共に立たん」という社説です。





宣言 國民と共に立たん 本社、新陣容で「建設」へ

支那事変勃発以来、大東亞戦争終結にいたるまで、
朝日新聞の果たしたる重要なる役割にかんがみ、

我等こゝに責任を國民の前に明らかにするとともに、
あらたなる機構と陣容をもつて、

新日本建設に全力を傾倒せんことを期するものである

今回、村山社長、上野取締役会長以下全重役、
および編集総長、同局長、論説両主幹が総辞職するに至つたのは、

開戦より戦時中を通じ、幾多の制約があつたとはいへ、
眞実の報道、厳正なる批判の重責を十分に果たしえず、

またこの制約打破に微力、つひに敗戦にいたり、
国民をして事態の進展に無知なるまゝ今日の窮境に陥らしめた罪を
天下に謝せんがためである

今後の朝日新聞は、全従業員の総意を基調として運營さるべく、
常に國民とともに立ち、その聲を聲とするであらう、

いまや狂瀾怒濤の秋、日本民主主義の確立途上來るべき諸々の困難に対し、

朝日新聞はあくまで國民の機関たることをここに宣言するものである


朝日新聞社





どうですか?

初めて読まれた人も多いと思います。

朝日新聞は数社ある主要新聞社のうちでも特に悪名高い新聞社と言われています。

「合っているのは日付だけ」と皮肉られたりもしています。

現在のウイルスやワクチンに至っては、一つのメディアだけでなく、主要なメディア機関は「一律横並び」な報道を続けています。

ジャーナリズムの本質からは大きくかけ離れた体質になっています。




誤っているように思われる情報が、時が経つにつれて真実であることがわかったり、

その逆に正しいと思われていた情報が後で間違いだとわかったりすることはいくらでもあります。



「こちらが正しくて、これは間違い」と断罪し、排除・削除する態度はいかがなものか?

「事実」だけを述べ、「感想」「意見」はあくまでも受け手の判断に委ねることです。

「誘導」していくような情報操作、「洗脳」していくような一部情報だけを知らせること。

こういったことが当たり前に起きていることを知らなくてはいけません。




マスコミはウソをつく。

これは子どもたちに教えなくてはいけません。

なぜならば「事実」であり、社会で生きていくための大事な「常識」なのですから。