人間関係においては、

これを言ったら相手は傷つくかもしれないから、

言いたくないな、

などと思うことがあるだろう。
 
しかし、真心からその人のことを思うなら、

そういうことをはっきりと指摘する方がいい。


 
何も言わずに、

それでも「あなたのことを思っている」

というのは詭弁なのだ。


 
自分が嫌われないように、

耳当たりの良いことばかりを話したり、

おごったりあげていれば、

相手を傷つけることもないだろうし、

何も問題は起こらない。

 
しかし、そんな表面的な行為は、

必ずしも思いやりや愛の表れではない。


 
勘違いしてはいけない。


 
相手のことを本気で思うならば、

時として大切な人であるからこそ、

その人を傷つけてしまうことがあるものだ。


 
見せかけの親しさよりも、

愛するものを傷つける方が真実なのだ。
  


箴言27章5~6節