中高年で白髪を染めている人は結構いらっしゃいます。

私は一度も髪の色を変えたことは未だかつてありません。

探せば数本の白髪は見つかりますが、見た目はまだ真っ黒です。





「白髪は年齢のせいだから仕方ない」

「歳だからそんなものでしょ、親もそうだったし」

中には、

「結構若い時から白髪がある」

という人もいます。




実は、髪は生えてくる前は『みんな白髪』です。




髪は頭皮にある「毛球部」で作られるのですが、この時点では髪に色はついていません。

その髪に色素細胞から作られたメラニン色素が着色して、黒髪が作られます。

しかし、何らかの原因でメラニン色素が作られなくなると髪に色がつかず、白いまま生えてきます。


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メラノサイトが作られなくなる原因がいくつかありますが、主に、


1、血行不良

2、栄養不足

3、ストレス(睡眠不足も含む)


です。 

それ以外にも
老化や遺伝的要素も無くはありません。

でも主に、1、血行不良 と 2、栄養不足 が大きいと考えられます。




私もそうですが、体温が正常範囲内で血液循環や食事にまぁまぁ適切な配慮がされていれば、50歳を超えてもほとんど白髪とは無縁です。





ジャーナリストの船瀬俊介さんは70歳を超えていますが、髪の毛は真っ黒です。

彼は特に医療や食、環境に詳しいジャーナリストで、自身で非常に気をつけておられると本人がいつも言及されています。

見た目もその年齢に見えませんし、髪の毛も「ほらご覧の通り真っ黒だよ」とおっしゃっています。 


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話を戻します。


白髪になって生えてきた髪は黒くはできませんが、黒髪を生えてこさせることは可能です。

生えてきた髪が黒くなることはない、ということなので誤解せず。

黒くなるのは根元からです。

髪を染めている人はわかると思います。




わかめを食べると髪が黒くなる、なんて言われていたりもするのですが、そんな短絡的な思考ではなく、なぜ白髪に変化してきたのか?の理由を解明すること。


全ては「環境」によります。

髪の生えてくる場所を健全にしていくことです。

頭皮や髪の毛にとどまらず、体は細胞の集まりです。

各箇所の細胞が各々与えられた役目があります。

その役目を十分に果たすことができる環境を整えることが、私たちの役割です。





細胞に不可欠なのは、栄養と酸素。


それを運んでくれるのは血液。

血流が十分な状態に戻り、酸素や栄養は頭皮まで送られていけば、毛髪の細胞も持てる力を全部注いでくれるはず。

そんな風に考えてみることが大事です。





環境を整えれば、からだは応えてくれます。

本当に健気です。

そんな自分のからだを、どんな瞬間も愛してほしいと思います。