Appleの創業者スティーブ・ジョブズ。

ジョブズは取材中、記者の持っていたiPadを見て、急に不機嫌になりました。

普通、記者が自分の開発した製品を持っていたら嬉しくなります。

「なにか間違ったことをしてしまったのか……」と記者は焦りました。

実は、ジョブズの不機嫌の理由は、記者がiPadにカバーをつけていたことでした。

iPadの初期のタイプは裏面がステンレスでピカピカです。
そのステンレスに傷をつけないためにカバーをしていたのですが、それが問題でした。

ジョブズは「傷がつくのを嫌がって、カバーをしている人がいるけど、傷こそがキミだけのものになったという証で、傷こそ美しいのに……」

「傷こそ美しい。傷は自分らしさ」と解釈するジョブズ。

私も含め一般人の感覚は「傷つけないようにカバーをする」のですが、

その傷を「唯一無二のもの」「これは私のもの」と誇りに思うことができる、という例です。





考え方、見方を変えれば、真反対の表現や価値観になります。


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加藤諦三曰く

「事実は直接、人には影響を与えません。

事実はその人の解釈を通じて、その人に影響を与えます。」




「出来事(事実)」が人に影響を与えるのではなく、

その出来事をどう「解釈」するかで、

「感情」が変わり、

「行動」が変わり、

「世界」が変わる、

のです。






出来事をどう解釈するか、、、

考え方、見方を変えればいいことなので1秒で変えることができます。


つまり、世界は1秒で変えられる。

自分の解釈ひとつで、世界はいくらでも素晴らしい場所になるし、見える世界も変えられます。




「視点」が変わると「認識」が変わり、

「認識」が変わると「世界」が変わる、




ということです。

 
 
 

何を体験したいのか?

何を見たいのか?

何を大事にして生きたいのか?

何が幸せなのか?


そこを明確にしないと、思ったような自分の人生(時間)を持つことはできないということになります。





「毎日忙しく仕事して、週末はのんびりしたり旅行したりできればいい」

「病気せず、このまま過ごせれば満足」

と思う人もいるでしょう。

でも、なんとなく物足りないな、何か面白いことないかな、何かチャレンジしようかな、なんて悶々と思って、いたずらに時間だけが過ぎてしまっている人もいるかもしれません。





私は、仕事が生活の中心で、それにほとんどの時間を使っています。

望んでやっています。

目の前のクライアントに全集中しています。

人の体の不思議を探究していることが楽しい。


夢でも頭の中では、

「あの人はここをこうしたら、もっと動きが変わるかもしれない」

「あの人は次はここをアプローチしよう」

なんて考えています。






『健康とは』

『人のからだとは』

『いきものとは』

『自然とは』

『宇宙とは』

『人のこころとは』

『脳の働き』

『真実、真理』、、、


そんなワードで私の頭の中は満たされています。

なので、そんなものにアンテナが反応します。

ネットでも書籍でも、会話でもなんでも、そんなものに反応します。

おそらく、過去を遡っても、ずっと前からそんなワードに関する情報や書籍は世界にあったはずです。

でも、私がそれに『視点』を持っていなかったから、『認識』するに至らず、見かけることも見つけることも無かったのです。





意識が変わった途端、見える「現実」が変わります。

なので、意識が変われば、1秒、一瞬で世界が変わるのです。




外側にあるものが現実として見えるのではありません

自分の心の中にあるもの(意識したもの)が見える。




それがこの世界のカラクリです。

なので、人によって「見えている世界」が全て違います。

同じ世界に生きていますが、全く違う世界に生きています。