たくさんのビジネス本や自己啓発本が本屋に並んでいます。
今までざっと見積もっても自己啓発関連の本だけで『5億冊』 を下らないそうです。
流行りの「癒し系」なども含めるとその数はものすごい数になります。
みな、悩んでいるんですね 苦笑
私も、相当数の自己啓発本やモチベーション系、心理学、脳科学分野の本を読みました。
どれも、著者の体験や経験談を元にしているのですが、その著者のほとんど全員は『成功者』です。
・これをすれば成功する
・こう考えることでうまくいく
・こうすれば道が開ける
・こうすることで能力アップ
みたいなことが書かれています。
その本を読んでいる最中は、自分んもその成功体験を一緒に擬似体験し、その気になります。
うまくいくかも!と。
でもあくまでも、それは本の書き手が歩んできた道であり、体験談でしかありません。
これは結局、
『判断を誰かに委ねている』
『自身で選択しているとは言い切れず、選択させられている』
のと同じことです。
『洗脳』でもあり、『脳のハイジャック』です笑
こういった本や、このブログ記事もそうですが、
あくまでも「新しい気付きを得る」ことや「忘れていたことを思い出す」だけのものです。
自分自身の「血肉」になるには、それ以上の「何か」が必要です。
本や記事では「文字」でしか伝える手段がありません。
何か気づいて、自分の行動を少し変えてみれば、何かしら変化を感じることができるでしょう。
でも、結局「対処療法」的な感じで、効果は一時的です。
科学の世界でも、自己啓発の世界でも、ビジネス書でも
『ネガティブな実験結果』『失敗談』は発表価値がなく、表には出ません。
科学の世界では、
・〇〇という薬がガンに効いた
・〇〇という薬が効果があった
という「ポジティブ・データ」は華々しく公表されます。
逆に、「副作用が強かった」「数%の人は死ぬ可能性がある」というデータは表には出ません。
発表する価値がないからです。
表に出ないというより「隠蔽」されます(のちに社会問題になることも)。
自己啓発やビジネス書では、
・「〇〇をやったら1億稼げる」
・「〇〇成功法」
というプラスでポジティブイメージを表に出した本ばかりです。
逆に、「倒産する方法」や「〇〇したら失敗する」なんて本は売れないので、本にすらなりません。(話題にはなりそうですけど)
どの本をとっても、成功、結果が出た経験や方法が書かれています。
でも、その成功の裏には、おそらく「かなりの失敗経験」があるはずなのです。
ものすごい発明をした人も、失敗作や駄作を散々作っているはずだし、
億万長者になった経営者も、何度も失敗して、借金もして、貧乏生活をしたことがあるはずなのです。
でも、そういう「失敗談」が表に出ることはあまりないのですが、
本当に必要なことは、その失敗にあるのだと思うのです。
「成功」ばかり経験しても、気づきも少なく、成長できないのです。
皆さんも経験あると思いますが、
失敗談とか、なかなか解決できなかった問題、の方が記憶に残り、それを乗り越えようと創意工夫し、頭を捻ったのではないですか?
そのことで、新たな気づきや知恵を得て、「一皮剥けた」のではないかと。
どうしたらうまくいきますか?
どうやったら成功しますか?
という成功体験を聞いても、多分何も得るものはないし、血肉にはなりません。
それより、
何が失敗だったのですか?
何が問題だったのですか?
何をするとうまくいかないのですか?
の方が大事です。
ダイエットや病気を治すこと、マラソンなどのスポーツも、
「こうやったら失敗した」
「こうやるとうまくいかない」
「こうやったら痛くなった」
の経験の方が、何倍も「成功のための情報」が隠れています。
私は30回近くフルマラソンを走っていろいろ気付きました。
失敗談だらけなのです笑
巷に出回っている情報やノウハウは実際のところあまり使えません。
今までざっと見積もっても自己啓発関連の本だけで『5億冊』 を下らないそうです。
流行りの「癒し系」なども含めるとその数はものすごい数になります。
みな、悩んでいるんですね 苦笑
私も、相当数の自己啓発本やモチベーション系、心理学、脳科学分野の本を読みました。
どれも、著者の体験や経験談を元にしているのですが、その著者のほとんど全員は『成功者』です。
・これをすれば成功する
・こう考えることでうまくいく
・こうすれば道が開ける
・こうすることで能力アップ
みたいなことが書かれています。
その本を読んでいる最中は、自分んもその成功体験を一緒に擬似体験し、その気になります。
うまくいくかも!と。
でもあくまでも、それは本の書き手が歩んできた道であり、体験談でしかありません。
これは結局、
『判断を誰かに委ねている』
『自身で選択しているとは言い切れず、選択させられている』
のと同じことです。
『洗脳』でもあり、『脳のハイジャック』です笑
こういった本や、このブログ記事もそうですが、
あくまでも「新しい気付きを得る」ことや「忘れていたことを思い出す」だけのものです。
自分自身の「血肉」になるには、それ以上の「何か」が必要です。
本や記事では「文字」でしか伝える手段がありません。
何か気づいて、自分の行動を少し変えてみれば、何かしら変化を感じることができるでしょう。
でも、結局「対処療法」的な感じで、効果は一時的です。
科学の世界でも、自己啓発の世界でも、ビジネス書でも
『ネガティブな実験結果』『失敗談』は発表価値がなく、表には出ません。
科学の世界では、
・〇〇という薬がガンに効いた
・〇〇という薬が効果があった
という「ポジティブ・データ」は華々しく公表されます。
逆に、「副作用が強かった」「数%の人は死ぬ可能性がある」というデータは表には出ません。
発表する価値がないからです。
表に出ないというより「隠蔽」されます(のちに社会問題になることも)。
自己啓発やビジネス書では、
・「〇〇をやったら1億稼げる」
・「〇〇成功法」
というプラスでポジティブイメージを表に出した本ばかりです。
逆に、「倒産する方法」や「〇〇したら失敗する」なんて本は売れないので、本にすらなりません。(話題にはなりそうですけど)
どの本をとっても、成功、結果が出た経験や方法が書かれています。
でも、その成功の裏には、おそらく「かなりの失敗経験」があるはずなのです。
ものすごい発明をした人も、失敗作や駄作を散々作っているはずだし、
億万長者になった経営者も、何度も失敗して、借金もして、貧乏生活をしたことがあるはずなのです。
でも、そういう「失敗談」が表に出ることはあまりないのですが、
本当に必要なことは、その失敗にあるのだと思うのです。
「成功」ばかり経験しても、気づきも少なく、成長できないのです。
皆さんも経験あると思いますが、
失敗談とか、なかなか解決できなかった問題、の方が記憶に残り、それを乗り越えようと創意工夫し、頭を捻ったのではないですか?
そのことで、新たな気づきや知恵を得て、「一皮剥けた」のではないかと。
どうしたらうまくいきますか?
どうやったら成功しますか?
という成功体験を聞いても、多分何も得るものはないし、血肉にはなりません。
それより、
何が失敗だったのですか?
何が問題だったのですか?
何をするとうまくいかないのですか?
の方が大事です。
ダイエットや病気を治すこと、マラソンなどのスポーツも、
「こうやったら失敗した」
「こうやるとうまくいかない」
「こうやったら痛くなった」
の経験の方が、何倍も「成功のための情報」が隠れています。
私は30回近くフルマラソンを走っていろいろ気付きました。
失敗談だらけなのです笑
巷に出回っている情報やノウハウは実際のところあまり使えません。
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