コンディショニングトレーナー小林さくらのブログ〜エッセンシャルトーク〜

本当の健康、本当の運動、とは何か?を考え、本質を追求し続けるキャリア20年以上のコンディショニング・パーソナルトレーナーが綴る有料級知識&情報系ブログです。

2023年02月

最近まで「脳卒中」と呼ばれていた病気があります。その実体は、脳の血管障害です。脳の血管が若さを失い、脆くなって破綻したり血管が塞がって栄養や酸素が行き渡らなくなるために起こります。なぜ、脳の、あるいは脳へいく血管は詰まるのでしょうか?脳血管の老化は、高血 ... もっと読む

浮遊するクラゲ。約10億年前からほぼ姿を変えずに生息しています。 心臓も血管も脳もありません。しかし、光の明暗、音の高低を感じとるそうです。生命進化において、脳ができる前から皮膚は存在していたので、皮膚は「0番目の脳*」とも呼ばれています。*3番目の脳、という ... もっと読む

全生物の体内と外部環境の境界線である「皮膚」。生物進化の歴史は、 アメーバなどの単細胞生物から始まります。単細胞生物には行動を判断する「脳」がありませんが、 それでも自らが置かれた環境を知覚判断し、環境に適応してきました。たとえばワラジムシは湿度が低くなる ... もっと読む

花粉症。。。聞くと憂鬱になる人が多いのではないでしょうか?私は以前から「不信感」がありました。「花粉、花粉って、昔からスギの花粉って飛んでるよね??」さらに、私が小さい頃は「花粉症」なんて言葉は無かったですしね。社会現象になるくらい酷い症状の人が街に溢れ ... もっと読む

地球上に二本足で歩くことができる動物は、人間だけ。人間は二本足で歩くことを前提として、進化発展してきているといわれています。それはいまだ継続中(むしろ歩くこそが減り今は退化している...)。正しく歩くことができなければ人間ではない、とも言えます。遺伝子は人と ... もっと読む

『健全なる精神は健全なる肉体に宿る』この言葉は日本語訳されたもので、その訳自体が間違っていることが指摘されていますが、ほとんどの人は、この言葉通りに受け取っていると思います。精神が肉体に宿る、というのは、精神と肉体と二次元的なものではなく、自然の理念が具 ... もっと読む

「やったようになる」「やったようにしかならない」常々そう言っています。真理です。全てそうです。ということは、生きたようにしか死ねない、ということでもあります。生きるということは、毎日死ぬことの練習かもしれません。一生懸命生きた人は、終わりよく死ねるだろう ... もっと読む

「縄文時代」「縄文人」と聞いて、どのようなイメージがあるでしょうか?  学校で習った記憶だと、竪穴住居、皮の衣服(ほとんど裸)、髭や髪もボサボサで「ザ・原始人」です。  しかし近年の発掘調査においてその時代感が変わっており、また「風の時代」などと言われ物質 ... もっと読む

たまに鉢に入った花や観葉植物を買ってきます。そのままでは鉢が小さく、土の量も不十分なために、一回り大きめの鉢に植え替えをします。そのまま数ヶ月すると、本来植え替えたはずの植木以外にも、見たことのない葉が生えてきて驚くことがあります。一番びっくりしたのは、 ... もっと読む

呼吸と運動にはちゃんと法則があります。この法則を知らないと運動やスポーツで怪我をします。運動は息を吐きながらやる、のが基本です。吸う時に動いても上手に力は入りません。 例えば、ボクシングやケンカで人をパンチする時に、息を吸いながらはできません。できたとし ... もっと読む

あらゆる努力をして、すべての人と和を保て。 そのためには、自ら進んで平和を作り出す者となれ。 和は、ただ黙っているだけではやってこない。 自ら和を作り出そうと努力する人の周りに実現するのだ。 和をつくり出すためには、まず何よりも、自分の内面が純粋であるこ ... もっと読む

水のなかから出て四足歩行になり、さらに偶然にも?二足歩行になった結果、現代人は必然とも言える冷え性やむくみ、肩こりで悩んでいます。体内の血流は、四足歩行なら心臓からそれぞれの足の先まで多少の落差はありますが、大した高低差ではありません。ところが二足歩行だ ... もっと読む

「人の体の約60%は水です」そもそもどんな生きものも水のなかに起源をもちます。特に真水で、生きものは真水のなかで生きていれば、特殊な機能をもたなくてもいいのです。魚を水から取り出すと死んでしまうように、人間をはじめとする「背骨のある生きもの」は、水から切 ... もっと読む

昨日「日本は水の国」といった記事で少し触れた「言葉は文化」ということについて。言語体系というものは、文化によって大きく異なります。日本語はご存知のように、「やまとことば(和語)」「漢語」「外来語」から成り立っています。「漢語」は、愛とか忠、孝行といった、 ... もっと読む

じゃぶじゃぶ、ざぶざぶ、どんぶらこ、しとしと・・・日本には水に関係のある擬音語・擬態語が多数あります。日本は水の国、と言われます。水に関する擬音語・擬態語が多いということは、日本の風土・文化そのものを表しているのでしょうね。  水に関する擬音語で、二音節目 ... もっと読む

へそまがりつむじまがり鼻曲がり これらはどれも「ひねくれていて素直でないこと」を表現した言葉です。基本的に人の体は左右でおおよそ対称です(一部非対称もある)が、体躯的に左右の均衡に差異のあることと、性格的に偏屈なことがあることに関連があることを示していま ... もっと読む

世界には、食事をせずとも生きられる人たちがいます。いわゆる「不食の人」ですが、その数は6万~10万人もいると言われます。  彼らはどの様にしてエネルギーや、体を構成するものを摂取しているのか?常識で凝り固まった頭では理解不能で「オカルト」と切り捨ててしまい ... もっと読む

死という現象を物理学的に見ると、「形あるもの」から「形ないもの」に変化する、ということができます。私たちは「粒子」の集まりでもあります。形のあるものは、時間の経過とともに、その姿形を次第に変えていき、やがて消滅していく運命にあります。基本、それに例外はあ ... もっと読む

「直立二足歩行説」という、広く信じられている説があります。動物は4足で歩いていましたが、人間は2本足で立ち上がって歩くようになり、そのおかげで手を自由に使うことが可能になり、それで道具を使うようになりました。そのことが脳を刺激して脳が大きくなりました。と ... もっと読む

およそ2000年の間、人はずっと競争の社会を生きてきました。その長い歴史の中でDNAレベルで植え付けられたさまざまな幻想があります。「他人と比較して、落ち込む」というのがあります。誰もが抱いている感情も、その幻想から生まれてくるものです。無意識のうちに他人と ... もっと読む

私なんて何の取り柄もないし、、、自分は平凡で何もできないし、、、自己評価の低い人は結構いるかもしれません。私も自分自身に対しては見方が厳しく、「全然ダメ、足りない」と毎日悶々としています。ただ「生き物」 「動物」「人間」というものの存在は、完璧で、神秘的で ... もっと読む

有史以来、私たち日本人の身長はゆるやかに伸び続けてきた--それがごく一般的な認識です。しかし縄文から現代にいたる数々の骨の計測データは、日本人の身長が常に上昇カーブを描いてきたわけではないことを示しています。 鈴木尚という学者は日本の各時代の骨を数多く調 ... もっと読む

アインシュタインが、今から100年ほど前に「光が一番速い」という相対性理論を発表しました。それを根拠に、光が最速で、光より速いものはこの世にはない、ということを科学者は言います。相対性理論は、その後量子力学などに発展していき、学問的には非常に大きな功績が ... もっと読む

ハンマー(槌)の構造は鞭とは正反対で、機能においてもそうです。ハンマーは「一定の速度を得た場合、動きのエネルギーは最大となる」という利点があります。人がハンマーを使う時には、人が鞭になり、動きの軌跡を工夫することにより、ハンマーの欠点を補い、ハンマーの先 ... もっと読む

「これって本当ですか?」と聞く人がいます。何に対しての問いなのか?によってもその返答は変わります。 こういう聞き方をする前に、自分で調べた?自分で考えた?自分でやってみた?と聞き返したくなります。内心では「知らんがな」と笑そもそも『本当』って何???辞書 ... もっと読む

平和で幸せな日々を過ごしたいと願っている人は誰だろう?だとしたら、まずは決して人の悪口を言わず、自分の舌に嘘や偽りを言わせないようにさせよ。人生は人間関係だと言ってもいい。人との関わりが良好でなければ幸せな人生はない。だから、人との間に不和があり 否定的 ... もっと読む

脳は都合よく「錯覚」します。これは「自分が思っていることと、現実は違う」という現象です。「錯覚」を説明するのによく使われるのが、顔の形をとるデスマスクです。「ホロウマスク錯視」と言います。デスマスクは凹んでいます。距離を置いて眺めると、なぜか顔の輪郭が突 ... もっと読む

人間の身体の中では1秒ごとに100万個の細胞が死んでいます。これらの多くは血液と腸、各種の組織の中で起こっています。しかし、常に正確に同じものが追加されています。つまり、1つの細胞が死ぬ前に細胞の死を知らせるためのすばやいシグナルが放出されることになって ... もっと読む

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