コンディショニングトレーナー小林さくらのブログ〜エッセンシャルトーク〜

本当の健康、本当の運動、とは何か?を考え、本質を追求し続けるキャリア20年以上のコンディショニング・パーソナルトレーナーが綴る有料級知識&情報系ブログです。

2022年10月

古くから、日本には「ひふみ」というのがあります。「ひぃ、ふぅ、みぃ」という数え詩というだけでなく、日本語は一字一音一義といって、一音ごとに意味がある言語です。ひ=霊ふ=生み=身です。霊(魂)がまずあって、そこから身(肉体)が生まれることを意味します。例え ... もっと読む

現代の人の多くは思考停止している、という辛辣な言葉も聞かれます。事実そう思います。権威のあるものや人、有名であるもの、が「正しい、間違いない」と自ら考え選択するのではなく、まるでデフォルトのようにそれらを選択します。遡れば、進学、就職も然り。「有名校だか ... もっと読む

人間の脳の働きは、現代の科学ではまだまだわからないことだらけです。ひとつ言っておきたいことがあります。「現代の科学」と言いましたが、「現代」が一番進んでいるとか、優れているとか、はわからないのです。昔の人の方が現代の人に比べて「劣っている」とか「遅れてい ... もっと読む

皆さんは、日本のことをどのくらい知っているでしょうか?そんなこと考えたことはない、という人が大半かもしれません。自分の普段のことで精一杯で、国や世界のことなんて目がいかない、という感じかもしれません。「自分の回りのことだけ」しか興味も関心もない、というこ ... もっと読む

最近の研究で、人の体内には380兆個ものウイルスが共存していることが明らかになっています。実は私たちは細胞と細菌,菌類,そして最も多数派を占めるウイルスが同居する1つの生物集団、つまり「超個体」なのです。   ウイルスの中には有害なものいますが、多くは共存して ... もっと読む

ほとんどの動物は汗をかきません。厳密には、犬は足の裏に汗をかきますが、人間のように体全体から玉のような汗が出ることはありません。動物の中で唯一人間並みに汗をかくのは馬だけです。 人間が汗をかくのは気化熱により体温を下げ、体温を調節するため。それに対して、ほ ... もっと読む

『膝』のトラブルで悩んでいる人は実に多い。人の体のパーツでも、疾病率一位の「腰」と並んで、弱点になる場所。若い頃の趣味やスポーツの怪我で痛めてしまうのも多いです。70歳前後で、自然と膝が痛んでくることも実に多い。変形性膝関節症(膝OA)変形性関節症」は英 ... もっと読む

『90秒を超えるイライラは自分の責任』むかっとすると、私たちの体の中に怒りの化学物質が出てきます。その怒りの化学物質の痕跡が血流からすっかり消えるのに、約90秒ほどかかります。つまり、90秒を過ぎても、まだむかっとしているとしたら、それは「自分が怒りの物 ... もっと読む

人生というものは不条理に満ちています。なぜこんなに正しくて良い人がこんな目に遭うのか、なぜこんなに素晴らしい人が早くに亡くなってしまうのか、と思うことがあります。逆に、なぜこんな悪人が長生きしているのか、と思うこともあります。このようなことがなぜ起こるの ... もっと読む

目の前のあるものに感謝の念を持つ。大事なことなのですが、つい忘れがちです。自分の生活で、足りないものに目を留めればキリがないし、自分が置かれている環境で、気に入らないことに目を留めればこれもキリがありません。そういった「マイナス」なものに目を留めていると ... もっと読む

誰もが心では人生を有意義に過ごしたいと思っています。どうしたらそうなるのか。。。何か特別なことを成し遂げればいいのか?何かすごいことをやればそうなるのか?どう思いますか?私は、普通のことを普通にこなしていくことしかないと思っています。人によって「普通」の ... もっと読む

膝の痛みに悩む人は多いです。体の痛みなんか無いよという人は稀で、膝に関わらず、体の節々の痛みや不快感に悩む人は後を絶ちません。膝が痛いと整形外科を受診し、ヒアルロン酸注射を勧められた、またはヒアルロン注射をしている、人も多くいます。整形外科もピンキリで、 ... もっと読む

健康な人の体は、交感神経と副交感神経のバランスを取っています。片方にバランスが傾くと、『反射反応』で自然にゆらぎを起こして、常に元に戻そうと微妙な匙加減で調整しています。 身近な例で。辛いものや酸っぱいものを食べたときに、強烈に辛かったり酸っぱかったりす ... もっと読む

『橋本敬三』という医師であり、治療家でもあった方がおられます。明治生まれの先生です。 少し運動や治療のこと学んだことがある人なら「操体法」という体の動かし方を知っていると思います。私は色々な先人の人から学んできていますが、その中でも身体の動きや歪み、その治 ... もっと読む

現代医学では「病原体」説が主流です。病原体(ウイルスやバクテリア)が病気の原因である、とする考え方です。「発病するのは、病原体の仕業で偶然に起こるもので、それらがたまたま体に侵入してくるために病気が起こるので、本人には責任はなく、運が悪かったのだ」という ... もっと読む

10月も中旬になりました。東京は心地よい秋晴れの日です。タネを蒔く時、蒔いたらタネがなくなってしまうから「もったいない」と、蒔くことを惜しみ、少ししか蒔かなかったらどうなるでしょうか?当然のことながら、少しの収穫しか得られません。しかし、蒔くことを惜しまず ... もっと読む

「医者は勉強しない」「バカな医者が多い」これは他でもない医者自身がそう言っています。 大学の偏差値の序列の中で医学部がトップなのは皆知っています。頭がいい、成績がいい=医学部に行く、医者になるほとんどの常識人はそう思っています。トップオブトップである東京 ... もっと読む

現代人の歯質は非常に悪くなっていると言われています。虫歯は年々増えていて、歯周病も若年化し増加の一途です。 虫歯はエナメル質や象牙質の病気であるのに対し、歯周病は歯肉、骨、セメント質、歯根膜などの歯茎の病気です。以前は歯槽膿漏ともいい中年以降の病気とされ ... もっと読む

その動物が何を「常食」として生きているのか?は「歯の形」を見ればわかります。全ての動物に歯があるのではなく、正式な「歯」を持つのは脊椎動物だけです。魚類、両棲類、爬虫類、鳥類、哺乳類、と分けられます。歯は魚類において初めて発生しました。魚類より高等な鳥の ... もっと読む

「高血圧」についてはよく話題になり関心も高いようですが、「低血圧」についてはどうでしょうか?顔色が悪い、朝起きたられない、朝礼で倒れる、、、そんな印象くらいしか浮かばないかもしれません。一般的に最高血圧100mmHg未満を低血圧といいます。特別どこといって悪いと ... もっと読む

動物は「心臓」が止まれば、死にます。「心臓」は一般的には「血液を送り出すポンプ」という認識です。つまり、血液が体を流れ続けることにより、生命を維持しています。ということは、血液が流れなくなれば、死にます。心臓が止まるから死ぬ、というより、血流が止まるから ... もっと読む

「アメリカ東北部のニューイングランド諸州では、カエデの樹皮を剥ぎ、滴り落ちる糖液を煮詰め『メープルシュガー』を作る。しかしこの頃はこのメープルシュガーが取れなくなってきた。 農薬や化学肥料などの影響を受けて、土壌の質が悪くなり、カエデが病気にかかり始めた ... もっと読む

養老孟司先生の『バカの壁』。相当売れましたので読まれた人も多いと思います。バカの壁 (新潮新書)養老孟司新潮社2012-07-01なかなか刺激的なタイトルで、20年ほど前の出されものですが、現状にでも十分に通用しまますので、読まれたことがない方はぜひ。*ちなみにこの文 ... もっと読む

砂糖はエネルギー源・カロリー源であり、疲れを癒してくれるもの、というように考えている人は多いでしょう。権威のある学識経験者でもそう思い込んでいる人は少なくありません。 夏の暑い日にアイスコーヒーに甘いシロップを入れて一気に飲み干す人や、甘い炭酸飲料を際限 ... もっと読む

体質というものは一人一人みんな違います。人間としては同じですが、さまざまな面で相対的な違いを2つのパターンで分けることができます。マイナスとプラス、裏と面、寒と温、白と黒、など言い方はさまざまありますが、より総合的で抽象度が高く、内容を把握するのに都合が ... もっと読む

湿布薬・ビタミン剤(栄養ドリンク)・胃腸薬が日本人の愛用する薬のトップ3です。日本人は以前から「胃」の病気が多いのは事実です。統計では、日本人が罹りやすい病気の20%は胃の病気という結果もあります。原因の一番はやはり「食の間違い」です。特にミネラルや酵素 ... もっと読む

『丹田』武道や日本古来の芸事をされている方ならご存知でしょう。昔の人は『臍下丹田』と言っていました。へそ(臍)下三寸のところ(約9センチ)、ここはエネルギーの集散場所です。体の中心をなし、日本人の文化の故郷ともいえます。気功では「上丹田・中丹田・下丹田」 ... もっと読む

仏教という一つの教えの中にも、多くの宗派が存在します。それは「教えの究極」を山の山頂に例えると、山の上り口はいくつもあり、どこからでも登れるのに似ているからです。上山は平易な道もあるし、険しい道もあります。多数の人が共に登る道もあるし、道とは言い難いよう ... もっと読む

「人の為に」というのは聞こえがいいですが、実は人の為の言いながら、自らの為の口実であることが多いから?か、「人の為」を一文字にすると『偽り』という文字になります...狂歌、と言って社会風刺や皮肉、滑稽を盛り込み、五・七・五・七・七の音で構成した諧謔形式の短歌 ... もっと読む

本屋に行けば本当にびっくりするくらいの「痩せたい」人向けの書籍が並んでいます。運動やトレーニング、ヨガやランニング、食事などにわたって「痩せ」「ダイエット」というワードがタイトルになっています。なぜそんなにみんな痩せたいの?と不思議に思います。基本的にた ... もっと読む

昨日「おめでとう」の語源についての記事を出しました。日本語には、古くは中国大陸から入ってきた漢語を中心とした「外来語」と、はるか縄文・弥生時代にまで歴史をさかのぼる日本固有の「やまとことば」、の2種類があるといわれています。「やまとことば」は、主に話し言 ... もっと読む

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