中国の古典に、偽・私・放・奢の四つの煩いから離れた生き方をせよ、とあります。・偽りがあってはいけない・私心があってはいけない・わがままであってはいけない・奢りの心があってはいけない 才や弁ではなく、明確な哲学を軸にした『深沈厚重(しんちんこうじゅう)』な ...
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2022年03月
日本人のレベル 〜本当は世界一なんです
先日、日本には「寺子屋」制度があり、それが教育の基本であったと記事に書きました。寺子屋といった教育文化が発展していた江戸時代は、世界一の識字率であったと言われています。 この識字率の高さが、世界有数の技術と特異的な文化を長らく伝承できた理由だと思われます ...
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知らないものは「間違っている」と判断する怖さ
アインシュタインが、今から100年ほど前に「光が一番速い」という相対性理論を発表しました。それを根拠に、光が最速で、光より速いものはこの世にはない、ということを科学者は言います。相対性理論は、その後量子力学などに発展していき、学問的には非常に大きな功績が ...
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寺子屋制度の凄さ 〜日本人はレベルが高かった(過去形)
幕末の日本の識字率は80%を超えていました。当時来日した外国人は皆驚いていたそうです。その時の彼らの国(先進諸国)では20%にも満たなかったと言われています。欧米では、教育は王侯貴族などの支配階級だけに許された特権でした。一部の地域以外は、無学な農奴、粗 ...
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今すぐ体のためにやめた方がいいこと
多くの人は普段、自分の体の使い方なんて考えもしません。毎日ただ習慣に任せて、歯車的な同じ動きの反復をしています。かなり「悪い」動きでも平気でやっていて、からだは悲鳴を上げているのですが、まるで当人はお構いなし、です。気がついた時は、もうからだはカチコチで ...
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「空(くう)」 〜戦時中の今こそ自身の価値を見出せ
最初に。仏教の話ではありません 笑釈迦の説いた「空(くう)」という概念があります。仏教思想において最も重要な教えの一つです。「空」は無と有否定と肯定の両方の意味を持ちます。一般的には「空」を「空き、空っぽ、空しい」等で使われているので「無、ゼロ」という面 ...
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「名付け」に弱い日本人
「バランス」という言葉を聞いて何を思い浮かべるでしょうか?平均台を落ちないで歩く?綱渡りができる? 片足で30秒立っていられる?世の中には「完全な正義」、そして「完全な間違い」というものはおそらく存在しません。あるとすれば、「正しいバランス」「適切なバラ ...
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小麦の値上げ 〜ならば小麦食べるのをやめたら?
今年に入り2月以降、身近な食品などの値上げが相次いでいます。4月以降は食品以外のものも更なる値上げが確実になっています。「今までに見たことがないくらいの価格になる」と言っている人もいます。小麦粉が代表格で、それを原料としているパンやパスタ、冷凍食品など ...
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サムシング・グレート
本日3/21『春分の日』、昼と夜の時間が同じ(実際はやや昼間が多い)になります。三寒四温で寒い日もありますが、桜もあちこちで咲き始め、街が彩られてきました。今日はお彼岸中日で、先祖供養の日でもありますが、「自分の日頃の行いを振り返り、見つめ直す」日でもありま ...
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遺伝子組み換え 〜「調和」されているものを乱すとしっぺ返しを喰らう
遺伝子組み換えの食物の話については、いくら時間があっても足りません。いくつもの書籍が出ているので、きちんとした情報を知りたい、勉強したいという人はそちらでお願いします。「モンスター食品」が世界を食いつくす! 遺伝子組み換えテクノロジーがもたらす悪夢船瀬俊介 ...
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和食 〜世界無形文化遺産
「和食」は「世界無形文化遺産」です。日本には、もともと優れた伝統と文化があります。外国人にもそれは衆知されていますし、その中の一番手が「和食」でしょう。今まで、いくつか「ファストフード」について記事を出しました。 今や国内では駅前や大型のショッピングセンタ ...
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ごはん・めし・いい 〜日本の心 お米あれこれ
日本人は食事のことを「飯(めし)を食う」「昼飯(めし)」など、「めし」という言葉を使います。「めし」とは、お米を炊いたもののことで、日本人にとっては「食事」を表す言葉になっています。 そして、「めし」は何となく俗語のような印象を受けますが、「食べる」の尊 ...
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今の仕事が本当に好き?
それぞれみんな「好きなこと」があると思います。それが今「仕事」になっている人は最高です。もし、その好きなことが仕事とは全く関係のないかけ離れたことだったら、、、生き方を変えないといけないかもしれません。 え?そうなの?と思った人は、(言葉を選ばず言えば) ...
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「感謝」の気持ちが大事な理由 〜「いい気分」は自分で作り出す
朝、目が覚めて、ちゃんと呼吸ができていることは、決して当たり前ではありません。そんなの当然じゃない?と思う人もいるかもしれません。私もそう思っていた一人です。でも、年配の人や若い人でも、眠っている間に心臓が止まる人もいます。ほとんどの場合そういうものは「 ...
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マクロビ 〜食は一元論で語るなかれ
マクロビ、ってご存知でしょうか?正しくは「マクロビオティック」といい、「MACRO(長い)」「BIO(生命)」「TIQUE(術)」という3つの意味からなっています。簡単に言うと、穀物や野菜など日本の伝統食をベースとした食事法のことを言います。身土不二=身と土、二つにあ ...
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天網恢々にして疎にして漏らさず 〜世のため人のため
天網恢々にして疎にして漏らさず(てんもうかいかいにしてそにしてもらさず)悪事を行えば、一時的には逃げおおせるなどうまくいったように見えるが、結局は捕らえられ、その報いを受けるということ。見ていないようで、人のすることや思うことの理非曲直は、神さまは見てい ...
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Have faith in you.(自分を信じろ)
『人は不完全な存在です』ということは知っているでしょうし、それに気づいている人もいるでしょう。いくら科学が発達しようが、科学は万能ではありません。科学という学問が「人間」が作ったものだから、必然的にそれは不完全なもの、ということになってしまいます。全ての ...
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冷蔵庫で栄養素が減る
冷蔵庫を持っていない人はいないでしょう。その冷蔵庫はどんどん巨大化し、「野菜室」とか「肉・魚専用」なんていうものまであります。何が違う??知っていると思いますが、野菜や果物は保存性や栄養面から見ても、冷蔵庫に入れない方がいいのです。 『バイオフォトン』と ...
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正しいことをした後は、少し悪いことをしてもいい??
「モラル・ライセンシング」正しいことをした後は、その後に少しくらい悪いことをしてもいい、と考えることです。正しい行いの後は、「誘惑に弱くなる」という人の性質があります。誰にでも、です。 「あるある」な話が、「スポーツクラブに行って、スタジオレッスンに参加 ...
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「知っている」と「できる」 〜そこには「大きな溝」がある
人生においてだけでなく、全てにおいて「知識」より「体得」を重視する、ということは大切な原理原則です。と偉そうにここで言っていますが、この大切な原理原則を長い時間かけて私に叩き込んでくれているのは、長年教えをいただいている「魚住廣信先生」なのは言うまでもあ ...
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「安い油」は絶対避ける
油脂は水とともに生きていく上では欠かせないものです。コレステロール、中性脂肪、ホルモンなどは油脂と密接な関係があります。「油は太る」「油は不健康」と一面だけを強調する世論もあり、低脂肪・低脂質、の食品も「ヘルシーですよ」とたくさん売られています。 しかし ...
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教える、ということ 〜自戒を込めて
私自身も「指導者」です。私のセッションを受けに、また、自身の勉強のために通ってくる指導者(運動を教える)もいます。健康になるために、体を変えるために、どんな運動をすればいいのか?どう動かせばいいのか? どういう指導が適切なのか?こういった(事例)場合はど ...
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うまくいって当たり前?
失敗しないと、近づいてこない成功があります。うまくいって当たり前、と思ってしまうと、うまくいかなかった時(失敗)を受け入れられません。「不足」していることをマイナス要因としてしか捉えられないと、いつも不満を持ち、ストレスに感じます。でも、世の中、そんなに ...
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これが正しい 〜脳は不完全なシステム
人間の脳は、先に入ってきた情報を「正しい」「これが事実だ」と捉えてしまうクセがあります。自分が今正しいと思っていることは、生まれてから大体25歳くらいまでの自分の大脳に記憶された情報や 、家庭環境、友人関係、勉強した環境、などで決まってしまいます。なぜ人の ...
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有意注意 〜一瞬で見えなかったものが見えるようになる
「注意してた(つもり)んだけど。。。」何か失敗した時、そんなことを思います。注意には、「有意注意」と「無意注意」の2種類があります。有意注意とは、目的をもって真剣に意識を集中させること。無意注意とは、特に意識を用いて注意を振り向けようとしないでも、自然的 ...
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