皆さんは、

・何か知りたい

・何かを学びたい

・困ったことがあってどうしたらよいか悩んでいる

・どうしたらうまくいくか方法や方向を知りたい


そんな時、誰に聞きますか?

誰にアドバイスを求めますか?

誰の言うことを聞きますか?




この「選択」よって、人生が変わると言っても言い過ぎでないと思っています。



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まだ子どもであれば親や家族、

学生であれば学校の先生や先輩、友人、

社会人なら上司や同僚、仲間や友人、

おそらくそんな感じになるでしょう。


ほとんどの人は「親の言うこと」「先生の言うこと」「先輩・上司の言うこと」を聞きます。

悩みや困り事もその人たちに相談します。




「聞くべき人」に聞く、というより、

「聞きやすい人」に聞く、「近くにいる人」に聞く、

ということがほとんどなのではないかと思うのです。




その「聞きやすい人」「近くにいる人」に聞いて、問題解決し、望む方向に進めばいいのですが、果たしてそれでいいのでしょうか?




極端な例を言えば、

「お金持ちになりたい、どうしたらいいか?」と思ったら、

親が大金持ちでないのに聞いても無理です。

同じような境遇の同僚や友人に聞いても無理です。

「大金持ち」のマイクロソフト創業者ビル・ゲイツやソフトバンクの孫正義の言うことを聞くべきです。

一流の経営者になりたければ、松下幸之助や豊田章男の言うことを聞くべきです。

一流のスポーツ選手になりたかったら、イチローや三浦カズ、ウサイン・ボルトなどの言うことを聞くべきです。





親の言うことを聞いていたら、「親と同じ」にしかならない、のです。

学校の先生の言うことを聞いていたら、「先生と同じ」になります。




何かにチャレンジしたい、今の自分よりもっと上のレベルになりたい、本質を突いた人になりたい、と思ったら、

「近しい聞きやすい人」の言うことを聞いていてはダメなのです。

*近くに素晴らしい人がいる場合は別です。


たくさん勉強して、偏差値の高い良い学校に行って、大きな会社に就職したら、幸せで良い暮らしができる、と「刷り込まれて」育ってきましたし、今もそうかもしれません。

でも、それは「何も関係ない」のです。

もちろんそういう人も中にはいるでしょう。


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人はどうしても自分と似た境遇の人や、自分と同レベルの人と一緒にいたがります。

心地いいからです。

英語では「comfort」です。

でも、「成長したい」と思うなら、ちょっとでも自分よりレベルが上の人、違う世界の人と関わることが必要です。


当然「違和感」があります。

「不安感」もあるかもしれません。


でも「comfort zone(コンフォートゾーン)」にいる限り、今の自分から何かを変えることはできないのです。

『ぬるま湯』なので刺激がありません。

「un-comfortable」な場所に少しズレないと、自分自身が変わりません。

人は「環境や他人に左右される」生き物です。

ああなりたい、こうありたい、と思う場所や目標にしている人の近くに自分から寄っていくことが必要です。




近しいところにいる人、学校の先生や友人、会社の先輩や上司、

「似た環境、似た境遇、似た考え」を持つ人の言うことを聞いても、

大きく何かを変えることはできません。






ちょっと話はズレますが、「金持ち父さん貧乏父さん」という本、ご存知でしょうか?

2000年に出版され、最近は改訂版も出ています。

親も、学校の先生も教えてくれなかった「人生で最も大事なこと」かもしれないことをそいえてくれます。

全人類必読書です 笑