五体投地、という言葉、ご存知でしょうか?

仏教徒が行う最高の敬礼法です。

両膝、両肘を地につけて伏し、さらに合掌して地に頭を付けます。

仏教だけでなく、カトリックにもあるようです。

『差し出す』といった意味もあるのでしょう。

体の中に蓄積された疲れを取り除く意味もあるようで、

細胞に染み込んでいる「カルマ」を浄化することもしているのだそうです。


チベット仏教でも昔から五体投地があり、道の上で座ったりたったりを繰り返します。

座った時は頭を地面につけ、そしてゆっくりゆっくり前進していきます。

延々と続けるそうです。


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座ったまま頭を地面にくっつけることによって、

頭の中に溜まったマイナスのエネルギーや弱い波動、もやもやした気持ちが無くなっていきます。

頭の中がスッキリするのだそうです。

余計なものが「大地」に帰っていくのでしょう。 

座っていますから、自分の最下部は足のすねの部分になり、地面が接触している部分と頭が地面を通して繋がっていきます。

水平な地面に自分の五体(からだ)を重ねるように、自分も水平になっていくことによって大地に溶け込んでいくのです。

大地と融合する。

大地、または地球と一体である、一部である、ということを体現しています。

 


これは現代人が必要な『アーシング』だと思いました。

スマホやコンピュータ、電子レンジなどは生活の必需品となっている現代、

何気なく使用しているこれらのデバイスから、私たちは微弱な人工電磁波を無意識に大量に浴びています。

その便利さと引き換えに、原因不明の不調を訴える人は増加の一途です。

電磁波の影響を知らない人も多いようですが、確実に体には悪影響を与えます。

中にはそれが原因で脳腫瘍やガンになる人も多いのです。

それが電磁波が原因だと気づいていない(認めていない)場合も多くあります。




土や芝生、砂浜や海岸を素足で立ったり、寝そべったりすることで、

ちょうど電化製品のアースのように、体に溜まった余分な電磁波や静電気を地中に放電することができます。

同時に大地から電子を取り込むことができます。




人間の体は60〜70%が水です。

微弱な電気信号を通じて脳を働かせたり、筋肉を動かしたり、食物を消化・吸収したりしています。

かつては体内に溜まった電気を定期的に放電しバランスをとっていましたが、

靴を履く生活の現代ではそれが叶わなくなっています。


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私は、早朝のランニングで、必ず公園に入り、地面から生えている大木に触れていきます。

木に両手で触れることで、私の体から電気が木に抜けていきます。

たった1秒です。

電化製品無しでの生活は難しいので、せめて、土のあるところに行き、木々に触れて「デトックス」をします。

寝そべってお祈りはしませんが、鬱蒼と茂った緑の中に身を置き、自然の一部になろうとその場に身を置きます。


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