寒さにより多くをすることのできない冬真っ只中の2月は内省の時。しかし3月からは新しいことを始められるような予感がします。都会でも公園にある木々を眺めると、命の芽が出るよ、出るよと言っているような雰囲気に、心も後押しされる感じがあります。初春は大好きな季節で ...
もっと読む
カテゴリ: 食
包丁の歴史 〜神事にまで
食や食材の話題は度々取り上げていますが、本日はその際に必ず使う「包丁」のことを。私は小さい頃から、剣道を嗜んでおり、刀をはじめ刃物に対しては興味があります。特に日本における「刃物」は西洋のそれとは一線を画します。古代日本では、包丁のことを「刀子」(とうす ...
もっと読む
白米、うるち米、もち米
「うるち米」や「もち米」「白米」などいろいろなタイプのお米があります。「うるち米」とは、一般的に食べられているお米のことです。「コシヒカリ」や「あきたこまち」などはお米の銘柄になり、つまりうるち米の品種にあたります。 日本のお米は主にうるち米ともち米の2種 ...
もっと読む
米を食わない日本人、、、、
先日、お米の「単位」の記事を出しました。買う時は「kg」なのに、炊くときは「合」で計算するって、ちょっと不思議なんですけれど😅そのお米の重さ換算をしてみます。10kgのお米は、66.67合となります。1日2合食べて1カ月くらいの量です。 粒も計算してみると、 ...
もっと読む
一合、一升、一斗、一石 〜お米の単位
豊臣秀吉がまだ織田家の下級武士、木下藤吉郎だった頃、彼は仲間たちと夢を語り合う機会がありました。他の足軽たちは「俺は一国一城の主になりたい」などと大きな話をする中、秀吉だけは「今は100石の身分だから次は200石ほしい」と言います。皆は「何と小さな」と笑 ...
もっと読む
古代からの調味料2 〜塩&酢、砂糖と豆腐&納豆
昨日の記事の続きです。塩について縄文時代末期から。古代における製塩方法で、海草を利用した「藻塩焼き」と呼ばれる方法があります。海水のついた海草を刈り、海岸に広げて海水を注ぎかけてたっぷりと塩分を含ませながら天日に干した後、それを燃やして塩分を濃縮し、その ...
もっと読む
古代からの調味料1 〜醤油と味噌編
古代の調味料についての豆知識です。 平安時代の宮中貴族の饗宴では高杯(たかつき)と呼ばれる置き台に皿を置いて食材を盛り付け、その手元には4種類の調味料「酢・塩・醤・酒」が小さな器に盛られ、好みの味付けをして食されていたようです。 これらの調味料は「四種器 ...
もっと読む
お湯と水、どっちが先に凍る?
早朝はセミでなく虫の声が聞こえます。日中は未だ30度を超える日々が続いていて、氷が欲しい、、、先日かき氷の記事も出しました笑氷は水から作ります。当たり前に思っていて、何も疑問を感じなくなっていますが、実は「水」は非常に不思議な物質なのです。水は個体にすると ...
もっと読む
行き着いた果ては断食、、、
ありとあらゆる食べものが溢れる現代は飽食の時代といわれます。いつでもどこでも食べるものに困ることはありません。そんな状況で、あえて数日間の断食をする「ファスティング」と呼ばれる健康法が意識の高い人たちにとって常識になりつつあります。 健康ブームの中で様々 ...
もっと読む
水についてはまだ真実はわかっていない
昨日も「水の雑学」記事を出しました。タイトルを見て、「え?そうなの?」と思ったかもしれません。昭和34年頃から食品に添加物が加えられるようになり、いまや食生活は添加物とともにあるといえます。さらに環境破壊に伴い水も汚染されてしまい、安心して口にできるものは ...
もっと読む
水、みず、ミズ。。。
言いたくないですが、なかなか暑いですね 笑プールや海、、、水が必須の季節。そんな水について、いろいろ情報がありますが、案外知らないことだらけです。①くらしと水 ・人は1日に2300ml以上も排水する。それを、食事と飲料で補っている。 ・成人の体内では、1日180 ...
もっと読む
食べることがストレス?〜生き物を食べるということ
巷で流行っている「健康食」はいろいろあり、出ては消え、出ては消えています。名前を聞いただけではなんだかわからないような、カタカナ並びの野菜(と思ったら種だったとか、豆だったとか笑)も結構あります。地域のスーパーに行けば、以前は見かけなかった野菜もかなり増 ...
もっと読む
貧しいから飢饉が起こるのか?
『飢饉は、非常に貧しい所で起こるのではなく、貨幣経済に依存している都市的な所に起こる』と、考察している著作「続・日本の歴史をよみなおす 第五章 日本の社会を考えなおす(網野善彦著)」を紹介します。 飢饉が本格的に問題になりはじめるのは十三世紀ごろから。も ...
もっと読む
食事から栄養補給? 〜常識を疑え
栄養とは食事から得られるもの。 これは、至極当たり前のこととして人々に認識されています。 しかし、これが間違っていたとしたらどうでしょうか? 当たり前をそのまま受け入れるのではなく、疑うことがこれからの時代では求められていますし、常識を疑うことでコト ...
もっと読む
塩の調整機能は備わっている
『減塩』商品が普通に出回っています。「減塩しなさい」といまだに言う医師もいます。生命体は海の中で自然発生をし、何十億年という長い年月をかけて進化してきたのですから、基本的に塩が悪い、と言うことはあり得ません。人類として誕生する前から、塩と共存しています。 ...
もっと読む
とうもろこし 〜「種」を落とそうとしない不思議な植物
トウモロコシは宇宙からやってきた植物であるという都市伝説があります。トウモロコシは種を落とそうとしません。そして、先祖となる種がありません。他の植物には当てはまらない特徴を持っています。世界中で食用や様々な原料として使われているににも関わらず、かなり異色 ...
もっと読む
発酵食品のはずが、発酵していない?
発酵食品とは、コウジや酵母、乳酸菌や納豆菌など、発酵に携わる菌の働きによって素材をおいしく、栄養豊富にしたものを言います。日本食にはこれが実に多いです。昔は各家庭で作っていましたが、今では自宅で味噌や漬物を仕込む人はごくごく少数になってしまいました。 菌 ...
もっと読む
何を食べるか?で食糧危機は変わる
「食糧危機」という言葉を特に最近は様々な場面で見聞きする言葉になっています。「虫」を食え、と言わんばかりの報道や発言が散見されています。でも、実際はどうも実感が湧かない、というのが本音ではないでしょうか?つまり「食糧危機」とはまさに生きるか死ぬかという次 ...
もっと読む
小麦戦争 〜日本はすでに植民地です
知らない、気づいていない、わかっていない人たちがまだ大勢いますが、日本はアメリカの属国であり、いまだ強烈な支配を受けています。戦後に全てを変えられていますが、その中でも「食」の支配は凄まじい。私は昭和40年代生まれ、学校給食はほとんどが「パン」でした。子 ...
もっと読む
動物は3次元、植物は4次元、の生き物
大昔は地球には海しかありませんでした。海底火山が爆発し、それが陸地となって今のようになったと言われています。海の中で発生した生命体は、植物と動物に大別できますが、植物は4次元世界、動物は3次元世界を生きていて、生命体としての次元は実は植物の方が断然上です ...
もっと読む
マックのハンバーガーは時代を映す
私は東京品川生まれ。1971年(昭和46年)、地元の大井町駅前の当時阪急百貨店(現アワーズイン阪急)に日本で3番目のマクドナルドが開店しました。ここのマックとは同級生かぁ。。。笑同年には第1号店として銀座店がオープンしたことは当時大きなニュースになってい ...
もっと読む
血管を収縮させるもの
最近まで「脳卒中」と呼ばれていた病気があります。その実体は、脳の血管障害です。脳の血管が若さを失い、脆くなって破綻したり血管が塞がって栄養や酸素が行き渡らなくなるために起こります。なぜ、脳の、あるいは脳へいく血管は詰まるのでしょうか?脳血管の老化は、高血 ...
もっと読む
旬のものが体にいいのはなぜか?
世界には、食事をせずとも生きられる人たちがいます。いわゆる「不食の人」ですが、その数は6万~10万人もいると言われます。 彼らはどの様にしてエネルギーや、体を構成するものを摂取しているのか?常識で凝り固まった頭では理解不能で「オカルト」と切り捨ててしまい ...
もっと読む
うまいものを食いすぎるな
体は食べたものでできている。食べ物は生命の元です。「食い物の恨みは怖い」などと言います。言葉そのままに捉えるのなら、自分の食べ物を誰かに奪われてしまったことへの恨み、ということになります。食後の楽しみにと大切に取っておいたデザートを、ひと言の断りもなく誰 ...
もっと読む
身体に選ばせる 〜腹が減ったら食えばいい
「1日2000キロカロリー」というような基準を決めて食事を推奨されています。あれを何g、これを何g、食べろと管理するのではなく、「必要な栄養は身体が自然と求めるもの」という基本思想の下で「身体に選ばせる」という考え方はできないのでしょうか?何でもかんでも「これは ...
もっと読む
減塩? 〜塩は命です
生命体は海の中で自然発生し、そして進化してきたものであるので、塩が人間の体にとって悪いことなど原則的にはありません。野生の動物にとっても、塩にまつわる話はたくさんあります。神奈川の丹沢、東京の奥多摩あたりにいる野生のアオバトが、毎日神奈川の大磯まで塩水を ...
もっと読む
白砂糖はカロリー源になる??
砂糖はエネルギー源・カロリー源であり、疲れを癒してくれるもの、というように考えている人は多いでしょう。権威のある学識経験者でもそう思い込んでいる人は少なくありません。 夏の暑い日にアイスコーヒーに甘いシロップを入れて一気に飲み干す人や、甘い炭酸飲料を際限 ...
もっと読む
年代にあった食べ物があります 〜なぜ子どもは苦いものが嫌いなのか
現代栄養学は、「必須アミノ酸」や「必須脂肪酸」は体内で作ることができないから、食べ物から摂る必要がある、と言われています。ですが、『体温が高い人』は、偏った食事や、たった1種類の食べ物から『ミトコンドリア系のエネルギー生成システム』を使って、体に必要な栄 ...
もっと読む
生き物を食べるということ
巷で流行っている「健康食」はいろいろあり、出ては消え、出ては消えていきます。名前を聞いただけではなんだかわからないような、カタカナ並びの野菜(と思ったら種だったとか、豆だったとか笑)も結構あります。地域のスーパーに行けば、以前は見かけなかった野菜もかなり ...
もっと読む
身体の中で起こっていること 〜炭水化物がタンパクに
私たちの身体の中では炭素が窒素になります。つまり、私たちが食べた「炭水化物」が「タンパク」に変わります。現在「炭水化物は太る」「糖質カット」という風潮が強いですが、「炭水化物」を食べないと「タンパク質」はできません。ボディメイクをしている人やボディビルダ ...
もっと読む
消化、の本質 〜体内での働きを見直すと...
人間の食生活は、他の動物と比較し、考えてみるとかなり異質で複雑です。さまざまに錯綜している要素全体に、誤りなく対処していくためには、食生活の根底にあるカラクリを理解しておく必要があります。「食物は、体の中でどう処理されているのか?」この点の本質的理解があ ...
もっと読む
消化は分解作業でなく組み立て
何のために食べるのか?と聞かれたら「エネルギー源」「カロリー」「体を作る」などが出てきます。車で例えればガソリンがそうなりますが、そのみなし方が間違った発想をさせているともいえるのです。例えば「体の組成にあったタンパク質量が必要だ」といった考え方がそれで ...
もっと読む
お米(リライト記事)
仕事に関しては色々こだわったり、試したり、投資したりするのですが、食事は毎日ほぼ「同じもの」を食べます。以前にも書きましたが、1日基本2食 。玄米と糠漬け、味噌汁、豆腐や納豆、たまに十割蕎麦、魚、煮物、が基本です。ご飯のベースは「玄米」です。一昨年は糖質制 ...
もっと読む
熱中症対策には「塩」を
人の大型化が起きている、と言う話があります。実際、戦前と現在では、日本人を見ても男女とも身長は伸びています。 この大型化がいいことなのか悪いことなのか、という判断はできませんが、すでにもう人間は大きくなりすぎているのかもしれません。日本人は世界の中でも小 ...
もっと読む
試験管の中と体内は全く違う
昨日「肉と野菜のバランス」を取ることなど、実際にできない相談だ、と書きました。確かに、肉類は老廃産物を生んで血液を酸毒化しますし、野菜には血液をきれいにしてアルカリ性化する作用もあります。けれど、それぞれがどれくらい血を汚したり、逆に血をきれいにしたりす ...
もっと読む
肉と野菜のバランス 〜情報操作はあらゆるところで
『なるべくいろんなものを少しづつ食べることが、バランスの良い食事にする秘訣です。』『ある企業の社食メニューは野菜サラダや牛乳も付いており、米飯が少なめ。栄養のバランスをとる配慮がなされている。』『ランチにラーメンを食べるなら、せめて卵をつけるとか、ビタミ ...
もっと読む