脳の働きと関係する目の使い方は2つあります。

右手の人差し指で「1」の形を作り、その手を自分の目線の高さで真っ直ぐ伸ばしてください。

まず、指の先端を見ます。

指の先や爪がはっきり見えていて、周辺の景色はぼやけていますよね?

これは「焦点視」という目の使い方です。

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次に、指も顔も動かさず、指の周囲に焦点を合わせてください。

指の周辺の景色ははっきり見えて、指の先端はぼやけて見えます。

これを「周辺視」と言います。




焦点視を使っている時には、脳は情報収集モード

周辺視を使っている時には、まとめモード

になっています。



目の動きは、自然にバランスが取れるようになっていて、

焦点視を使いすぎると周辺視が使われて、
周辺視が使われすぎる焦点視が使われます。

自動的に、強制的、に切り替わります。

すごいね、脳は 




とにかく、現代の生活では「焦点視」が使われすぎています。

TV、パソコン、スマホ、社会のあちこちにあるデジタル広告など、通勤・社内・自宅でも常に画面に囲まれています。

画面には、私たちの目線が奪われやすいように研究された(!)画像や映像が映し出されています。

その研究の通りに(!)私たちは見事なまでにその目線を奪われ、強制的に「焦点視」で、脳を情報収集モードを使いまくっています

これほどまで焦点視に偏りすぎる環境は、未だかつて経験したことがない!



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ここで、言われているのが「デジタルデトックス」

スマホ、パソコンの画面を見ない時間帯を作ることで、

その間に脳が「まとめ作業」をしたり、人同士のコミュニケーションやそこで刺激されて生まれるひらめきなどを促進しようという狙いです。

・忙しいな

・考えなきゃいけないことがあるのに、頭が働かない

という時は、このデジタルデトックスを試してみるのをオススメします。

・休日の午前中はスマホ・パソコンはカバンに入れっぱなしにして触らない

・寝室にスマホは持ちこまない

など、期間や場所を限定するやり方がいいですよ。


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脳は特別なもの、とつい思いがちですが、

ただの内臓、です。

脳を胃と同じ内臓だと思ってみてください。

食べれば食べるだけ、能力は上がりますか?笑

情報は食べた分だけ、消化をすることが大事。

脳に消化する時間を与えなければいけない、とお分かりですね。

先程のデジタルデトックスですが、スマホが目に入ればあなたは「絶対触ります」笑

だから、目につかないところに置く、しかありません。

あなたの「意思」に頼って簡単にできるほど、デジタル依存は軽くないのが現状です。




脳の「消化時間」が必要だという理屈がわかれば、

デジタルデトックスが脳の活性化や、働きをよくするために不可欠なものとわかります。

✅仕事の質を上げたい!

✅何か新しいものを創り出したい!

✅意欲高く色々チャレンジしたい!

そんな人なら、やってみる価値ありです。




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「仕事デトックス」しないとね〜笑
本日お誕生日の『大山fossil”恵美子』様