整体や整骨院で「脚の長さが違いますね」「骨盤が歪んでいますね」などと言われたことがある方は多いでしょうね。
私も実際、クライアントの体をチェックするときに、両足の状態や違い、骨盤の位置や傾きをチェックします。
え??
脚の長さが違う??
骨盤が歪んでる??
大丈夫ですか?私?と焦ったこともあるかと 苦笑
人間がこの地球上に誕生してから、左右の脚が同じ長さであったことは恐らくありません。
自然界のほとんどの事物は厳密には「対称」なものは存在しません。
私たち生き物はそれぞれの環境に適応して生きています。
歪みのない、完全なもの、は頭の中でしか存在しないのではないかと思います。
哲学者プラトン
古代ギリシャ人は「イデア」という完全な世界を想起しました。
「完全な円や三角形、そのほかの事物は、「イデア」という次元の違う場所にしか存在しない。
この世の全ては、その完全なる世界(イデア)の模造品に過ぎない。真理というものはそのイデアにある。」
ムズカシイデスネ 笑
そういったことを言葉で説明するのを哲学と言います。
哲学が考える「自然」は、「不完全なもの」ということになります
つまり我々や自然のものは不完全なので、対称ではない、ということですね(わかりますよね)
もっと具体的にいえば、脚の長さも骨盤も顔も左右対称ではない
何かしら環境の影響を受けて、歪みがあります。
歪み、というとどうしてもネガティブなイメージ、よくないこと、と思ってしまう方が多いでしょう。
まず、地球が完全なる真円ではありません。
自転の遠心力で横に膨らんでいます。楕円なのですね。
私たち日本人は赤道や極で生きているならまだしも、地球の北半球の真ん中あたり、という非常に中途半端な局面上で生活していますから 笑 結構不安定な感じさえ受けますね。
排水溝に流れ込む水は渦を巻きますね。
北半球では渦は左巻き、南半球では右巻き、になります。
地球の自転と力の方向に関係して起こる慣性力のせいでそういうことが起こります。
蛇口ひねって試してみてください。
実際、南半球の人は、私たち日本人とは逆に体が歪んでいます笑
ざっくりいうと、冒頭の「左右脚は長さが違う」について、
左脚が短い、のは自然な成り行きです。
そのほかにも、身体的な左右の違いがいくつもありますよ。
1、脳の左右差
大脳という部分は右脳と左脳とあり、大きさや重量は同じくらいですが、優位な方と劣位なほいとあります。
言語中枢がある左脳が優位な人が多く、右利きの90%、左利きの60%が左脳が優位といわれます。
そもそも「利き手」がある時点で、左右対称はあり得ないですね笑
2、肺の左右差
左右で大きさが元々違います。
左肺は上葉と下葉。
右肺は上、中、下葉と3つ。
心臓がやや左の胸壁に押しつけられている格好になっているため少し左が小さめです。
右肺が少し大きめで、気管も右側が太いので、誤嚥したものは右肺に行くことが多く、
年配の方の誤嚥性肺炎は右でよく起こります。
3、心臓の位置の左右差
心臓は左にある、と教えられたかもしれませんが、実はほぼ中央にあります。
ハート型をしている心尖が左を向いているせいで左に寄って見えます。
その心尖が左の胸壁に押しつけられているのですが、何かに寄り掛かることで、運動の支点が確保され、動きやすくなるから。
自然の作りって凄いと思いませんか!!
4、肝臓の左右差
右肺のすぐ下に最大の臓器「肝臓」があります。とても重く、成人で1300gもあります。
肝臓は2/3が体の右側にあります。
その肝臓のすぐ下にある左右1対ずつある腎臓は、右腎が少し下に押し下げられて、左腎に比べて、背骨1つ分下になっています。
5、睾丸
左右で大きさが違います。同じ大きさだと、圧迫された時に破裂しやすくなるからだということです(そんな状況は起きてほしくないけれど、、、)
教科書に載っている簡易的なイラストはほとんど左右対称に書かれていますからね。
そんなバランスのことなど知らなかった、という方がほとんどだと思います。
これだけ見ても左右でバラバラじゃん!とわかったと思います。
よく倒れずに立てていますよね
これは自律神経系、筋骨格系を駆使して、バランスを取り、立ち、動いているのです!!
どんなコンピューターを駆使しても人型ロボットの動きが自然な動作に見えないのは、
自然が作り上げた「人」が素晴らしすぎるから!
そんな体をを持っていることを大事にしたいと思います。
明日は、どうやってバランスを取っているのか??について。
自分のことなのに知らないと思います笑
私も実際、クライアントの体をチェックするときに、両足の状態や違い、骨盤の位置や傾きをチェックします。
え??
脚の長さが違う??
骨盤が歪んでる??
大丈夫ですか?私?と焦ったこともあるかと 苦笑
人間がこの地球上に誕生してから、左右の脚が同じ長さであったことは恐らくありません。
自然界のほとんどの事物は厳密には「対称」なものは存在しません。
私たち生き物はそれぞれの環境に適応して生きています。
歪みのない、完全なもの、は頭の中でしか存在しないのではないかと思います。
哲学者プラトン
古代ギリシャ人は「イデア」という完全な世界を想起しました。
「完全な円や三角形、そのほかの事物は、「イデア」という次元の違う場所にしか存在しない。
この世の全ては、その完全なる世界(イデア)の模造品に過ぎない。真理というものはそのイデアにある。」
ムズカシイデスネ 笑
そういったことを言葉で説明するのを哲学と言います。
哲学が考える「自然」は、「不完全なもの」ということになります
つまり我々や自然のものは不完全なので、対称ではない、ということですね(わかりますよね)
もっと具体的にいえば、脚の長さも骨盤も顔も左右対称ではない
何かしら環境の影響を受けて、歪みがあります。
歪み、というとどうしてもネガティブなイメージ、よくないこと、と思ってしまう方が多いでしょう。
まず、地球が完全なる真円ではありません。
自転の遠心力で横に膨らんでいます。楕円なのですね。
私たち日本人は赤道や極で生きているならまだしも、地球の北半球の真ん中あたり、という非常に中途半端な局面上で生活していますから 笑 結構不安定な感じさえ受けますね。
排水溝に流れ込む水は渦を巻きますね。
北半球では渦は左巻き、南半球では右巻き、になります。
地球の自転と力の方向に関係して起こる慣性力のせいでそういうことが起こります。
蛇口ひねって試してみてください。
実際、南半球の人は、私たち日本人とは逆に体が歪んでいます笑
ざっくりいうと、冒頭の「左右脚は長さが違う」について、
左脚が短い、のは自然な成り行きです。
そのほかにも、身体的な左右の違いがいくつもありますよ。
1、脳の左右差
大脳という部分は右脳と左脳とあり、大きさや重量は同じくらいですが、優位な方と劣位なほいとあります。
言語中枢がある左脳が優位な人が多く、右利きの90%、左利きの60%が左脳が優位といわれます。
そもそも「利き手」がある時点で、左右対称はあり得ないですね笑
2、肺の左右差
左右で大きさが元々違います。
左肺は上葉と下葉。
右肺は上、中、下葉と3つ。
心臓がやや左の胸壁に押しつけられている格好になっているため少し左が小さめです。
右肺が少し大きめで、気管も右側が太いので、誤嚥したものは右肺に行くことが多く、
年配の方の誤嚥性肺炎は右でよく起こります。
3、心臓の位置の左右差
心臓は左にある、と教えられたかもしれませんが、実はほぼ中央にあります。
ハート型をしている心尖が左を向いているせいで左に寄って見えます。
その心尖が左の胸壁に押しつけられているのですが、何かに寄り掛かることで、運動の支点が確保され、動きやすくなるから。
自然の作りって凄いと思いませんか!!
4、肝臓の左右差
右肺のすぐ下に最大の臓器「肝臓」があります。とても重く、成人で1300gもあります。
肝臓は2/3が体の右側にあります。
その肝臓のすぐ下にある左右1対ずつある腎臓は、右腎が少し下に押し下げられて、左腎に比べて、背骨1つ分下になっています。
5、睾丸
左右で大きさが違います。同じ大きさだと、圧迫された時に破裂しやすくなるからだということです(そんな状況は起きてほしくないけれど、、、)
教科書に載っている簡易的なイラストはほとんど左右対称に書かれていますからね。
そんなバランスのことなど知らなかった、という方がほとんどだと思います。
これだけ見ても左右でバラバラじゃん!とわかったと思います。
よく倒れずに立てていますよね
これは自律神経系、筋骨格系を駆使して、バランスを取り、立ち、動いているのです!!
どんなコンピューターを駆使しても人型ロボットの動きが自然な動作に見えないのは、
自然が作り上げた「人」が素晴らしすぎるから!
そんな体をを持っていることを大事にしたいと思います。
明日は、どうやってバランスを取っているのか??について。
自分のことなのに知らないと思います笑
コメント
コメント一覧 (2)
考え方ももっとバランスがとれるようになりたいものです(汗)
sakurak31
がしました