私は東京品川生まれ。

1971年(昭和46年)、地元の大井町駅前の当時阪急百貨店(現アワーズイン阪急)に日本で3番目のマクドナルドが開店しました。

ここのマックとは同級生かぁ。。。笑

同年には第1号店として銀座店がオープンしたことは当時大きなニュースになっています。

2号店は代々木です。

当時のハンバーガーは『80円』でした。



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当時は消費税はありませんでした。

ちなみに消費税導入は 1989年です。

もう34年!?にもなるんですね。

ところでこの年1971年の大卒キャリア国家公務員の初任給は41,400円。

2022(令和4)年度採用の初任給は189,700円。

比較すると80円のハンバーガーは、今では366円。

当時として5ねはかなり高級なファストフードでした。




1985(昭和60)年にはハンバーガー価格が210円になりました。

これまでの最高価格です。

翌年から「バブル景気」になります。

日本で起こった資産価格の上昇と好景気、およびそれに付随して起こった社会現象です。




1995(平成7)年には130円。

バブル崩壊、でデフレ(価格下落)に突入した頃です。

こんな状況が平成が終わるまで続き、平成は「空白の30年」と揶揄されます。


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2002(平成14)年にはなんと59円に。

さらなる安価攻勢をかけます。



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そして、現在2023(令和5)年には170円。

昨年3、9月にそれぞ20円ずつ値上げがされています。

1年で110円から170円に、1.5倍です。

元々が安価なので、目だない感じもありますが、『1.5倍』は他に置き換えればびっくりする数字でもあります。

ここからまた値上がるのか?

注視してみると面白いです。





何十年も値上げ据え置きで商売をされているお店を見かけますが、相当な経営努力をされているのだと分かります。

マックのハンバーガーの価格変動を見れば、経済の動きや状態がよく分かります。