「体に良くないから、甘いものをやめなきゃ、、、」

と心の中で思っている人は多いのではないかと思います。

でも、疲れた時には食べたくなりますよね。

何か一仕事終えた後や、ストレスから解放された直後など、「スイーツ」を求めてコンビニや喫茶店に入る人もいるでしょう。




疲れたな、と感じる時は「低血糖」の状態です。

甘いものは副交感神経を刺激し、リラックスを導くので、素早く血糖値をあげてくれるので、疲れの解消にはもってこいです。

ブドウ糖に分解されるのが速く、急激に血糖値や体温が上がりますが、

インスリンの分泌を促し、すぐに血糖値が下り、体温も一気に下がりやすい状態になります。 

つまり「アップ・ダウン」が激しく、最近は「血糖値スパイク」という言葉もよく聞かれるのでご存知でしょう。

1時間半〜2時間後には再度「低血糖」の状態になり、

イライラ・不安感・怒りや脱力感が起こり、精神不安定になります。

一時期流行った「キレやすい」という状態です。

当時はキレやすい子どもが話題でしたが、大人でもたくさんいます。

そういう人たちに共通しているのは「とにかく甘いものが好き」ということ。

甘いものをやめることが重要です。




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甘いものは「依存」するので、いきなりやめることがなかなかできない、ということがあります。

覚醒剤がやめられなくなる、というのと同じで「依存症」になっています。

甘いものや糖質は、別名「マイルド・ドラッグ」とも言います。




やめようと考えている人に方法を一つ。

バナナやさつまいも、をおススメします。

食物繊維が豊富で、消化吸収がゆっくり、血糖値の急上昇を防ぎますし、何より甘味もあります。

バナナは今はコンビニでも美味しいものをいつでも買うことができますし、

さつまいもは「焼き芋」として、冷凍品も出回っています。

私も冷凍の焼き芋は活用しています。

いつも冷凍庫に入れてありますよ。



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エネルギーの元の糖質は穀物などの炭水化物から摂ることを推奨します

炭水化物は「多糖類」なので、分解に時間がかかり、ゆっくりと血糖値が上昇しますので、

「血糖値スパイク」は起こりにくくなります。

一気に上がったものは一気に下がり、ゆっくり上がったものはゆっくり下がる、ということを覚えておいてください。


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元気が無くなってきたな、、、エネルギーが足りない感じ、、、そんな時は「酸っぱいもの」を。

ミトコンドリアでエネルギーを活性化したい時には、梅干しがおすすめ!です。

梅干しの「クエン酸」が自律神経に揺さぶりを起こし、クエン酸回路を円滑にしてくれます。



また、不安がある時、緊張しているなと感じた時にも摂ると、

塩分が適度に交感神経を刺激して、
心の過敏な状態を鎮めてくれます。

会社のデスクや、バックの中に小さなジップロックに入れて忍ばせておくといいかもしれません。




冷たいものや辛いもの→交感神経を刺激

酸っぱいもの→副交感神経を刺激



サプリや薬品でなく、食べ物を上手に活用して、体調や気分を調整してみましょう。